カヤック・SUP

体を動かす

水面と同じ高さから、街や川を眺める

どんな趣味?

座って漕ぐカヤックと、板の上に立って漕ぐSUPがあります。どちらも目線が水面のすぐ上にあるので、岸から見慣れた川や海が別の景色に変わります。速さを競うものではなく、1時間ほどかけて入り江や川筋を巡る移動そのものが中身です。SUPは立つぶん体幹を使い、翌日に腹と背中へ効きます。

始めるのに要るもの

ツアーやレンタルなら1回5千〜1万円で、艇も救命胴衣も付きます。自前でそろえる場合、空気を入れて畳めるSUPが5万〜8万円で、パドルと救命胴衣を含んだ形で売られていることが多いです。カヤックはさらに大きく、車と保管場所が先に必要になります。買う前に、同じ形の艇を二度は借りてみることをおすすめします。

最初の一歩

今週末は、湖や穏やかな内湾のレンタルかツアーに申し込みます。半日の初心者向けで十分です。教わるのは漕ぎ方より、落水した後に自分で艇へ戻る方法と、風の向きの見方です。出発前に、風が岸から沖へ吹いていないかを必ず確かめる習慣が、ここで身につきます。家族連れでも参加できます。

続けるとどうなるか

何度か出ると、水面の状態が読めるようになります。行き先が広がり、島を巡る、川を下る、釣りを艇の上からやる、といった方向へ分かれます。道具は自前になり、車への積み方や保管の工夫まで趣味の一部になります。エンジン音がしない移動に慣れると、誰もいない水面に一人でいる時間そのものが目当てになります。

向き不向き・注意

水の上には逃げ場がありません。岸から沖へ吹く風は、漕いでも戻れなくなる原因です。転覆した時に水温が低ければ短時間で体温を奪われます。救命胴衣は常時着用が前提で、単独行動は避けるべきです。艇は大きく、車の積載と自宅の保管場所がないと成立しませんので、置き場所を先に決めるを先に読んでください。海域や河川によっては航行や立入のルールが定められていることがあり、現地の管理者の最新情報を確認してください。

解説動画: SUPで釣るための装備とパドルの基本、風の判断/現場の杉浦です!!!

概要: SUPフィッシングが初めてという出演者が、インストラクター資格を持つ人に基礎から教わる回実地の講習形式。ボードや積む装備の中身、パドルの持ち方と漕ぎ方、ボードへの乗り方、そして海に出るかどうかの判断までを教わり、後半は実際に沖へ出て釣りをする様子が続く。堤防で釣っている人への挨拶の話から始まるのが印象的。

装備: 使うのは釣りに特化したボードで、ロッドホルダーや魚探を載せている。指導役は風で流されにくくするパラシュートアンカーを積み、クーラーボックスはゴムで固定装備はなるべくシンプルに。ネットは短めのものを選んでおり、寄せる角度が変わると針が外れやすくなるからだと説明する。竿は伸びるコードでボードにつないで落下に備え、出入りの間はホルダーに挿しておくと便利だとしている。

手順: パドルは身長プラス20cmほど身長+20cmほどが長さの目安。曲がっている側を前にして持ち、肘が90度になる位置を基準にする肘が90度になる幅。漕ぎ終わったら上の手を離して持ち替え、左右を交互でなく2、3回ずつ漕いでもよい。ボードには持ち手のあるセンターに膝を置き、パドルを持ったまま四つん這いになってから両足を同時に立てると簡単に立てる左右差なく立ち上がる。

コツ: 立って漕ぐのが前提だが、怖ければ膝立ちでも座ってでもよく、姿勢の自由度が高いのが持ち味好きな姿勢で乗れる。実際に座って釣る人も半分以上いるという。止まっている状態の方がバランスはシビアで、漕いで推進力をつけている方がむしろ安定するため、波が来たときも待たずに漕いだ方がよいと言う漕ぐと安定する。立って漕ぐと体幹が鍛えられるという話も出る。

注意すること: うねりや波があるときは命に関わるので、技量と相談して無理をしないと繰り返す無理をしない。風は2mで嫌だと感じ、3mならやめておく程度の目安を挙げ、5mも吹くと漕いでも進まず、休むと戻されて休憩すらできなくなると話す風速の目安。沖の海面が黒く見えるときも考え直す。初心者のうちは一人で出ないこと、体につなぐリーシュを腰など体の一部に固定することも挙げている。