ロードバイク

体を動かす

自分の脚だけで、遠くの町まで届いてしまう

どんな趣味?

前傾姿勢で、細いタイヤの上に乗って進みます。ペダルの重さと路面の細かい振動が手足に直接来るので、速度が数字ではなく体感で分かる。平地を淡々と回し、坂で息を切らし、下りでは風の音だけになります。気づけば片道50キロ先の町が、電車で行くより近い場所として頭に入っています。

始めるのに要るもの

入門向けの完成車が10万〜15万円。ここにヘルメット、鍵、ライト、空気入れ、パンク修理具が必ず加わり、合わせて2万円ほどになります。車体だけ買って周辺を後回しにすると、最初の遠出でそのまま止まります。予算が届かないなら、まず5万円前後のクロスバイクで、そもそも自転車で出かける生活が続くかを確かめる手もあります。

最初の一歩

買う前に、専門店で身長と股下を測ってもらいます。サイズの合わない車体は、後から部品を替えても直りません。同じ日に試乗を頼み、前傾姿勢が首と腰に合うかを確かめます。買った後の週末は、いきなり遠出せず片道10キロの往復から始め、途中で一度、自分でパンク修理をやってみてください。これができると行動範囲が変わります。

続けるとどうなるか

半年で走れる距離が倍になります。100キロが一日の射程に入ると、行き先が観光地ではなく地図上の峠や海沿いの道に変わります。輪行袋で電車に積んで遠方から走り出す人、獲得標高を追う人、通勤をそのまま練習に変える人に分かれます。整備を自分でやり始めると工具が増え、部品ごとの寿命が読めるようになります。

向き不向き・注意

車道を走る乗り物です。交差点での巻き込みと、路肩の段差が事故の中心で、ヘルメットと保険は前提だと考えてください。自転車の保険加入は自治体の条例で扱いが異なるため、お住まいの自治体の最新情報を確認してください。屋外に置けば盗難の対象になり、室内保管の場所も要ります。タイヤやチェーンは消耗品で、メンテナンス費が年単位で効いてきます。

解説動画: ロードバイク本体以外に必ず要る8点と後から足す4点/金子隆亮 stradista

概要: 車体を買う前に、本体以外で必要になるものを知っておこうという回。必ず要る8点と、すぐでなくてよいが早めに欲しい4点に分けて挙げていく必須と後回しの二段構え。予算を車体に使い切ると後から足りなくなるという前提で、それぞれなぜ必要なのかを、目の前で起きた転倒などの実体験を交えて説明している。

はじめに買うもの: 必須はヘルメット、乗るたび空気を入れるためのフロアポンプ、前後のライト、予備チューブとタイヤレバーと携帯ポンプからなるパンク修理キット、鍵、荷物をまとめるサドルバッグかツールボトル、チェーン用のオイルとクリーナー、そしてサイクリング用のボトルとボトルホルダーの8点この8点を含めて予算を組む。どれも走り出した初日から使うものとして並べている。

注意すること: ヘルメットは、目の前で起きた転倒でちょっとした引っかかりから後頭部を打つ音を聞いた経験を挙げ、短い移動でもかぶるようになったと話す近所でもかぶる。ライトは法律の面だけでなく、車から自転車は思っている以上に見えていないため、前後に付けて存在を主張するものだと言う無灯火は見えていない。空気圧が下がると段差でのリム打ちパンクが起きやすい点も挙げている。

後から揃えるもの: 早めに足したいものとして、出先でハンドルやブレーキのずれを直せる携帯工具、夕日や前の車が跳ねる小石から目を守るサングラス、汗で手が滑るのと転んだとき手のひらを守るためのグローブ、そして日焼け止めの4点を挙げる走りより先に体を守る物。さらに余裕が出たらサイクルジャージやビブショーツ、ビンディングペダルと専用シューズへ進む形にしている。

選び方: 空気入れは炭酸ガスのボンベより携帯ポンプを勧めており、ボンベが一度きりなのに対しポンプは何度でも使えるので、一日に何度パンクしても帰ってこられると説明する何度でも使える。ボトルは踏んでも潰れる専用品を使うべきで、ペットボトルや魔法瓶を落とすと後続が乗り上げて危ない落とすと後ろが危険。フレームの価格差より、こうした周辺の装備にお金を残す方が走りは楽しくなると締めている。