キャンドル・石けん作り
つくる・育てる
材料を溶かして型に流すだけで、形が残る
どんな趣味?
ろうを湯せんで溶かし、色と香りを入れ、芯を立てた型に流して固めます。石けんは油とアルカリを混ぜて反応させ、型で寝かせます。どちらも手を動かすのは30分ほどで、あとは固まるのを待つだけです。温度と混ぜ方で仕上がりが変わるので、同じ配合でも毎回少し違うものになります。できるのは日用品なので、作りすぎても人に渡せて減っていきます。
始めるのに要るもの
キャンドルなら2,000〜3,000円ほどでワックスと芯、香料、型がそろいます。鍋は台所のもので足り、温度計は必要になってから足せば十分です。石けんは材料が3,000円前後ですが、苛性ソーダを使う製法では保護めがねと手袋、専用の道具が欠かせません。溶かして型に入れるだけの石けん素地から始めると、その工程を避けたまま試せます。
最初の一歩
今週末は手芸用品店か大型の生活雑貨店の手作りコーナーへ行き、キャンドルの入門キットを一つ買ってください。大豆やパーム由来のワックスは低い温度で溶けて扱いやすく、最初に向きます。家では台所で湯せんし、紙コップに流して一晩置きます。翌日に火をつけて燃え方と煙を見るところまでが一回目で、家でできる形に落とす見本のような分野です。
続けるとどうなるか
何本か作ると、香りの量と燃え方の関係が見えてきます。そこから色を重ねる型や、ドライフラワーを閉じ込める作り方に進み、季節ごとの贈り物を自分で用意できるようになります。石けんへ進む人は油の配合で泡立ちと洗い上がりが変わることに気づき、四週間ほど寝かせてから使う手順が生活に組み込まれます。溶かして固める手触りが好きなら、レジン・アクセサリー作りも隣にあります。
向き不向き・注意
苛性ソーダを使う石けん作りは、皮膚に付けば薬傷になる薬品を扱います。保管と換気、子どもやペットの動線に配慮が必要で、購入や取り扱いには決まりがあるため、販売店と所管の最新の案内を必ず確認してください。キャンドルも高温のろうと火を扱うので、やけどと引火の危険があります。作ったものを売る場合は表示や区分の規制が関わります。香料のにおいが部屋に残るのも、人を選びます。
解説動画: 100均の材料でしっかり香るアロマキャンドルを作る/あどらぶるキャンドル
概要: 100円ショップの材料と市販のエッセンシャルオイルで、香りがちゃんと立つアロマキャンドルを1本作るまでを通しで見せている。ワックスの量の測り方、精油の分量の計算と入れ方、注ぐ温度、仕上げの穴埋めまで手順を追う。香りを飛ばさずに閉じ込めるための工夫がこの動画の中心になっている。
材料と費用: 大豆由来のソイワックス、芯、容器、エッセンシャルオイル。芯は市販のろうそくを折ると中から取り出せて、蝋を吸わせてあるのでそのまま使える。容器には200円のキャンドル用グラスを使用。市販のティーライトに使われるパラフィン系のワックスは、ソイに比べて燃焼時間が短く香りの広がり方も違うと説明する。1個1000円以下で作れるという。
手順: 容器に水を入れて重さを量ると、必要なワックスの量がそのまま分かる。ワックスは弱火と中火の間で溶かし、途中からは余熱で溶かし切ると仕上がりがきれいになる。縁に白い膜が張り始める直前で精油を加え、少し冷めたところで容器へ注ぐ。固まったら中央のへこみと芯まわりの空洞に、残しておいたワックスを注ぎ足す。
コツ: 精油は香りが飛びやすいので、別の器に移して量らず、溶けたワックスへ直接1滴ずつ落とす。分量はワックスの重さから割り出し、この回はワックスに対して3%で入れている。香りは最大6%まで入れられ、5%だとかなり強く、3〜4%でやさしく香り、1〜2%だとほとんど感じない、という目安を示す。ソイワックスは固まる直前のとろりとした状態で注ぐときれいに入る。
注意: 火が強すぎると植物由来のワックスの性質が壊れるので、低い温度で溶かすようにする。芯まわりに空洞が残ったままだと芯が傾いて危険なので、2回目の注ぎ足しで必ず埋める。芯には座金を付けておくと、最後まで燃えたときに火を消す役目を果たしてくれる。仕上げに芯は5〜7mmほどに切りそろえる。