ドライブの道具図鑑

ネックピロー(車内を快適に)

ネックピローは、座ったまま眠る同乗者の頭と首を支える枕です。助手席や後席で眠る同乗者は、頭の重みで首が少しずつ傾き、起きたときに首や肩が疲れます。ネックピローは頭の重さを首まわりで受け止め、動きを抑えて姿勢を安定させます。窓側にもたれて眠る旅では、横倒れを抑える形があると、首や肩を痛めずに、そのまま眠り続けられます。…

腰当てクッション(車内を快適に)

腰当てクッションは、背もたれと腰のすき間を埋める道具です。長距離のドライブでは、背もたれから腰が離れ、骨盤が後ろに倒れて背中が丸くなりやすくなります。腰当ては背もたれと腰のすき間を埋め、骨盤が倒れるのを抑えて背すじを支えます。腰の位置が決まると、肩や首の力も抜けやすくなります。…

シートクッション(車内を快適に)

シートクッションは、座面の痛みや蒸れを和らげる敷物です。長い時間座り続けるドライブでは、同じ姿勢が続いて圧力が一点に集まり、お尻や腰が痛くなりやすくなります。シートクッションは座面の圧力を分散させ、姿勢の崩れを抑えます。夏は座面が蒸れて汗が気になるため、通気性のよいメッシュのカバーが涼しさを保ちます。洗えるカバーなら…

サンシェード(車内を快適に)

サンシェードは、駐車中の車内の熱を和らげる日よけです。真夏の直射日光の下に停めると、ダッシュボードやハンドルが熱くなり、乗り込む瞬間に熱気を感じます。フロントガラスに日よけを付けた実験では、ダッシュボードの表面温度が約18°C〜22°C下がりました。ハンドルの過熱も抑えられ、戻ってきたときに握りやすくなります。…

サイドウインドウの日よけ(車内を快適に)

サイドウインドウの日よけは、後席の窓の日差しを和らげる道具です。後席は風が届きにくく、日差しの当たり方も前席と違うため、暑さを感じやすい場所です。後席に子どもを乗せる旅では、窓側の日差しを和らげるサイド用の日よけが役に立ちます。後席の窓に付けておくと、走っている間も子どもの顔や腕に当たる日差しが和らぎます。…

シートバックポケット(車内を快適に)

シートバックポケットは、前席の背もたれに掛ける収納です。後席の子どもが使うおもちゃや飲み物、本を手の届く場所に置け、足元に物が散らばるのを防げます。急停止のときに物が飛び散ると危ないため、決まった入れ物に収めておく意味もあります。本を取り出したり飲み物を探したりする動きが減り、後席で静かに過ごす時間が増えます。…

後部座席テーブル(車内を快適に)

後部座席テーブルは、前席の背もたれに付ける後席の台です。後席の子どもがお菓子を食べたり絵を描いたり、タブレットで映画を見たりする台になります。停車中の休憩で食事をするときにも、膝の上より安定した台になります。飲み物を手元に置けて、食べこぼしも受け止めるので、車内が汚れにくくなります。車内が狭くて食事がしにくい車でも…

車用ゴミ箱(車内を快適に)

車用ゴミ箱は、道中で出るゴミをまとめておく入れ物です。道中で出るお菓子の袋や飲み物の容器が足元に転がると、座席の下に入り込んで散らかります。ゴミ箱を決まった場所に置くと、手の届くところに捨てられ、車内を片付いた状態に保てます。蓋付きなら、食べ物や飲み物の匂いが車内にこもりにくくなります。…

スマホホルダー(音と電源)

スマホホルダーは、地図を見やすい位置にスマホを固定する台です。道中の地図や音楽の画面を、視線を大きく動かさずに見られる位置に保ちます。目的地や音楽は出発前に設定し、走行中は音声案内を使うのが望ましいです。画面の操作は停車中に行います。画面が決まった位置にあると、次の曲がり角を確かめるたびに手に取ったり…

カーチャージャー(音と電源)

カーチャージャーは、シガーソケットから充電する差し込み機器です。道中の地図や音楽でスマホの電池が減っても、走りながら充電を続けられます。差し込み口が複数あれば、後席のタブレットやゲーム機など、同乗者の端末も同時に充電できます。端末の設定で高速充電を有効にしておくと、休憩までの短い時間でも電池が戻ります。…

Bluetoothレシーバー(音と電源)

Bluetoothレシーバーは、古いカーオーディオへスマホの音を流す機器です。Bluetoothのない古いカーオーディオでも、AUX端子があれば、スマホの音楽やポッドキャストをワイヤレスで流せます。一度ペアリングすると、2回目以降は自動で接続されます。乗り込めばつながるので、運転中にスマホを触らずにすみ…

FMトランスミッター(音と電源)

FMトランスミッターは、スマホの音をカーラジオへ飛ばす機器です。AUX端子もBluetoothも無い車でも、空いているラジオの周波数にスマホの音を乗せて、カーラジオから流せます。シガーソケットに挿して使い、地図の案内も音楽も同じスピーカーから聞こえます。古い車でも車の配線をいじらずに使えるので…

カーインバーター(音と電源)

カーインバーターは、車の電気を家庭用コンセントの電気に変える道具です。車のバッテリーの直流を、家庭用コンセントと同じ交流に変換します。ノートパソコンやスマートフォンの充電など、家電を道中や停車中に使いたい旅に向きます。家庭用コンセントの形なので、普段の家電の充電器を直接つなげます。…

ポータブル電源(音と電源)

ポータブル電源は、車の外でも家電を動かせる大きな充電式の電池です。車のバッテリーとは別の電池なので、停車中の車中泊やキャンプ場で、扇風機や車載冷蔵庫、スマートフォンの充電に使えます。夜の車内では、扇風機の風で蒸し暑さをやわらげられます。キャンプでは、夜の照明にも使えます。使える時間は、機器の消費電力の合計で変わります。…

ドライブレコーダー(音と電源)

ドライブレコーダーは、走行中の景色や出来事を映像で残す道具です。旅の道中の景色がそのまま記録に残り、あとで見返す楽しみにもなります。事故のときには、保険の請求などに役立つ映像の記録になります。駐車中の衝撃や動きを記録するモードを持つ機種なら、停めている間の当て逃げなどの手がかりも残せます。雨の日でも…

保冷バッグ(飲み物と食べ物)

保冷バッグは、買った物や飲み物を冷やしたまま運ぶ柔らかい袋です。道の駅で買った物や飲み物を、車に乗せている間も冷たいまま持ち帰れます。保冷剤と組み合わせると、冷たさをより長く保てて、帰り道も安心です。夏の車内では、乗せたままの時間が長くなっても、袋の中は外よりゆるやかに温まります。使わないときは折りたためるものが多く…

クーラーボックス(飲み物と食べ物)

クーラーボックスは、断熱材で中の冷たさを保つ保冷用の箱です。海や釣り、キャンプなど、冷たい飲み物や食材を長い時間運ぶ旅に効きます。箱は冷やす道具ではなく、保冷剤や氷の冷気を逃がさない道具です。冷気は下へ流れるため、保冷剤は食材の上にも置きます。使う前に箱自体を冷やし、冷えた食材と飲み物を入れると、冷たさが長く続きます。…

車載冷蔵庫(飲み物と食べ物)

車載冷蔵庫は、車の電気で庫内を冷やし続ける小型の冷蔵庫です。長い旅や車中泊で、飲み物や食材を氷なしで冷たいまま運べます。走行中は車が発電しているため、シガーソケットから電気を取っても問題ありません。停めて眠る夜に車のバッテリーから取り続けると、朝にエンジンがかからなくなる失敗が起きます。…

ドリンクホルダー(飲み物と食べ物)

ドリンクホルダーは、車内に飲み物を置く場所を足す道具です。純正のホルダーに大きなボトルが入らない、ぐらつくといったときに足します。停めて休憩する間、大きめのタンブラーやコンビニコーヒーを、手の届く位置に安定して置けます。広げてテーブルになる型なら、カップラーメンも置けます。吹き出し口に付ける型では…

保温ボトル(飲み物と食べ物)

保温ボトルは、温かい飲み物を温かいまま持ち歩ける水筒です。道中の休憩所で、景色を見ながら温かい飲み物を飲めます。冷たい飲み物も、冷たいまま保てるので夏のドライブにも向きます。ステンレスの真空二重構造なら、温かい飲み物でも外側が熱くならず、冷たい飲み物でも結露しません。中身を満たしておくほうが…

車中泊マット(車中泊)

車中泊マットは、倒した座席の段差を埋めて平らに寝るための敷物です。車のフロアは硬く凹凸があり、直に寝ると腰や肩に負担がかかります。マットを敷くと体圧が分散して寝姿勢が安定し、翌朝に疲れが残りにくくなります。車のフロアは断熱材がほとんど入っておらず、夏でも夜は冷えます。マットが床からの冷気をやわらげ…

寝袋(車中泊)

寝袋は、車内の冷え込む夜に体を包んで温かく眠るための寝具です。車内は夜明けに冷えるため、季節に合う温かさの寝袋があると朝まで眠りやすくなります。車中泊は持ち運びの軽さより、広さや寝心地を優先できます。結露や飲み物のこぼれがある車内では、濡れても保温性を保つ化繊の素材が扱いやすいです。…

車中泊用の目隠しシェード(車中泊)

車中泊用の目隠しシェードは、停車中に窓を覆って視線と光を遮る道具です。外からの視線が遮られて車内が見えにくくなり、街灯の光も遮れます。夜に車内で明かりをつけると外から中が丸見えになるため、目隠しがあると安心して落ち着いて過ごせます。窓に沿わせて隙間を減らすと、遮光性と断熱性も上がり、夏の熱気や冬の冷気をやわらげます。…

車用の網戸(車中泊)

車用の網戸は、窓を開けて風を通しながら虫を防ぐ網です。夏の車中泊では、暑くて窓を開けたくても、蚊やコバエが車内に入ってきます。羽音が続くと朝まで眠りにくくなりますが、網戸があれば風を通しながら虫を防げます。窓は全開にせず、上部を少し開けると、熱気が抜けて虫も入りにくくなります。対角の窓を少しずつ開けると…

LEDランタン(車中泊)

LEDランタンは、車内灯をつけ続けずに、夜の車内や手元を照らす持ち運びの明かりです。車中泊の夜は、車内灯をつけ続けるより、置いたり吊るしたりできるランタンのほうが過ごしやすくなります。ランタン自身の電池で点くため、エンジンを止めた車内でも、車のバッテリーを減らさずに使えます。暖色に切り替えると、夜の車内で本を読んだり…

収納ボックス(車中泊)

収納ボックスは、荷室の道具をまとめて、寝る場所や座席まわりを空ける箱です。車中泊では、寝る場所を空けておくために、荷物を箱にまとめて荷室へ寄せます。衣類、洗面道具、食事用品を別の箱に分けると、夜に探す手間が減り、衛生面でも混ざりません。走り出す前に箱のふたを閉め、急なブレーキで中身が飛び出さないようにします。…

カーシャンプー(手入れと備え)

カーシャンプーは、泡で車体の汚れや塩分をやさしく洗い落とす洗剤です。海沿いの潮風や冬の融雪剤に含まれる塩分は、残すとサビを進めるため、旅の後に洗い流します。塩分は下回りやタイヤハウスまわりにたまりやすいので、先に水をたっぷりかけます。塩の結晶をこすらず水で流してから、泡立てた液で洗うと、塗装を傷つけにくくなります。…

洗車用タオル(手入れと備え)

洗車用タオルは、洗車後の水滴を傷をつけずに吸い取る極細繊維の布です。洗車後に水滴が乾く前に拭くと、水が蒸発した後のミネラル分による水跡を残しにくくなります。普通のタオルは繊維が太く、砂やホコリを引きずって、塗装に擦れ傷をつけやすい布です。大きく広げて車体にのせ、手前にすっと引くと…

車用掃除機(手入れと備え)

車用掃除機は、車内の砂や食べこぼしを吸い取る小型の掃除機です。砂浜やキャンプの帰りは、シートの隙間やドアポケットに、砂や食べこぼしが残りやすくなります。小型でコンパクトな吸い口なら、シートの隙間や凹凸にたまったゴミまで届きます。動かすとモーターの音が響くので、周りに人がいる夜の駐車場を避けて使います。…

ガラスの曇り止め(手入れと備え)

ガラスの曇り止めは、窓の内側に薄い膜を作り、水滴が曇りになるのを抑える用品です。冬や雨の日は、車内外の温度差と湿気で窓の内側が白く曇り、前が見えにくくなります。出発前に曇り止めを薄くのばしておくと、水滴が平らに広がり、ガラスが透明なまま保たれます。エアコンの除湿と外気導入を併用し、デフロスターで風を当てると…

スノーブラシ(手入れと備え)

スノーブラシは、車の屋根や窓の雪を払い、氷を削る長い柄の道具です。屋根に雪を残したまま走ると、走行中に雪が飛び散り、周りの車の視界を乱します。屋根、フロントガラス、リアガラス、ボンネット、トランクの順に、高い所から低い所へ払います。雪は前後ではなく左右へ落とすと、発進の妨げやマフラー詰まりを避けられます。…

タイヤチェーン(手入れと備え)

タイヤチェーンは、雪道や凍結路でタイヤに巻いて、路面をつかむ力を高める道具です。雪や氷でゴムが硬く滑りやすくなる路面では、巻いた金属や合成素材が路面を噛んで、車を前へ進めます。雪道へ出かける旅の備えとして積み、雪の中ではなく、平坦で広い安全な場所で装着します。手袋や懐中電灯を用意し…

ジャンプスターター(手入れと備え)

ジャンプスターターは、バッテリーが上がった車に電気を送り、エンジンを掛ける機器です。ライトの消し忘れや、長く乗らなかった後、寒い朝には、バッテリーの電気が足りずエンジンが掛からなくなります。気温が氷点下になると、バッテリーの性能は通常時の50%程度まで下がります。旅先でそうなっても、救援の車を探さずに…

電動空気入れ(手入れと備え)

電動空気入れは、車のタイヤに電気の力で空気を補う小型のポンプです。出発前や旅先で、タイヤの空気が少し低くなったときに、足りない分を補えます。気温が寒暖を繰り返すと空気圧は下がりやすいので、長い旅の前の補充に向いています。目標の空気圧を設定すると、圧に達したところで自動で止まります。…

三角表示板(手入れと備え)

三角表示板は、故障で止まった車の後ろに置き、後続車に停止を知らせる板です。高速道路では後ろから来る車が速いので、ハザードを点けるだけでは気づくのが遅れます。夜間やカーブ、雨の日は、路肩に停めても後ろから非常に見えにくくなります。反射する赤い板を置けば、夜のヘッドライトの光を返して、200m先からでも気づいてもらえます。…

脱出用ハンマー(手入れと備え)

脱出用ハンマーは、事故や水没のときに窓を割り、シートベルトを切る道具です。車は、わずかに沈んだだけでドアが開きにくくなるため、窓を割って出る手段が要ります。試験では、ヘッドレストやスマートフォン、傘、車のキーでは、ドアガラスは割れませんでした。先端が尖った道具は力が先端に集まるため、力の弱い人でも割りやすくなります。…

救急セット(手入れと備え)

救急セットは、旅先の小さなけがを手当てするための、消毒や絆創膏などの詰め合わせです。旅先の擦り傷や切り傷は、すぐ手当てできる物が車にあると、落ち着いて対応できます。子どもを連れた旅では、擦り傷やあざといった小さなけがが出やすくなります。車内は夏に60℃以上、冬は氷点下まで変わり、テープの粘着剤がべたつき…