動画編集

表現する

切る場所を一秒変えるだけで、伝わり方が変わる

どんな趣味?

撮った素材を並べ、いらない数秒を落とし、話し始める少し前で切り替え、音を少し下げる。やっているのはその繰り返しです。同じ素材でも、切る位置が一秒違うと印象がまるで変わります。字幕を入れ、色を整え、音量をそろえると、素人の映像が急に見られるものになり、その落差が面白くて夜中まで触ってしまいます。

始めるのに要るもの

手持ちのスマートフォンと無料の編集アプリで、最初の一本は作れます。パソコンでやる場合も、無料のまま本格的な編集ができるソフトがあり、定番の有料ソフトは月3千円台です。まずは無料のもので一本を最後まで書き出すのが確実です。あとから効いてくるのは5千円前後のヘッドホンで、音の粗が聞こえるだけで仕上がりが変わります。

最初の一歩

今週末、スマートフォンで身の回りのものを十カット撮って、一分の動画に切ってみてください。料理でも散歩でも構いません。長さを先に一分と決めるのが要点で、素材が十分あっても、一分に収めるなら三十分で終わります。書き出したら家族に見せて、どこで飽きたかだけ聞くと、次に削る場所が分かります。

続けるとどうなるか

半年で、字幕の出し方や間の取り方に自分の型ができます。数年続けると撮る段階から編集を前提に素材を集めるようになり、必要なカットが半分になって作業時間も半分になります。結婚式や地域の行事の記録を頼まれることも増え、副業として値段が付く場面もあります。小さく公開するところから始めた人ほど長く続いています。

向き不向き・注意

編集はとにかく時間を食います。十分の動画に三時間から五時間かかるのが普通で、平日の夜に片手間でできる作業ではありません。古いパソコンでは書き出しのたびに待たされ、買い替えが必要になると10万円以上がまとめて出ていきます。音楽や映像の素材は権利者ごとに使える範囲が違うため、公開前に配布元の利用条件を必ず確認してください。再生数が伸びない時期も長く続きます。

解説動画: 動画編集ソフト三本とスマホアプリの選び分け/AKIYA MOVIE

概要: PC向けの編集ソフト三本とスマホアプリ二つを、実際に全部使ってきた立場から長所と短所に分けて比べる動画。操作感もショートカットも覚え直しになるのでソフトの乗り換えは負担が大きいと前置きし、だからこそ最初の一本を慎重に選んでほしいという組み立てで話が進む。

選び方: 迷うなら無料版だけでほとんどのことができるソフトを勧め、毎日投稿など生産性を最優先するならMac専用で買い切りのソフト、他のグラフィックソフトと連携したい人や編集の仕事を取りたい人には業界標準のサブスク型を勧めるという結論。案件の数と情報量は業界標準のものが今も一番多いとしている。

費用: 業界標準のサブスクは月4,980円、年間一括で3万4,680円、全ソフト込みのプランは月1万4,480円で年10万円超になり趣味では厳しいと話す。Mac専用のものは5万円の買い切りで90日の無料体験があり、新しく出たサブスクなら月1,780円、学生・教職員は月480円。無料で始められるソフトの有料版は4万8,980円。

注意したい弱点: 業界標準ソフトは機能が多い分、最初の画面で拒否感が出やすく、動作が重くなったり書き出しでエラーや色味の変化が起きたりすると指摘する。Mac専用のものは色の調整が物足りず乗り換えた知人が多かったと話し、スマホの人気アプリは便利な機能が次々有料になり無料版では商用利用ができない点に注意を促している。

スマホでやるなら: スマホでは無料でも商用利用が認められている編集アプリを一番に挙げ、アフレコや声を際立たせる機能、素材ライブラリが使える点、PC版から引き継いだ操作感を評価している。流行のポップな短尺動画を手早く作りたい場合だけ、もう一方の人気アプリが向くという整理をしている。