ギター
表現する
Fが押さえられた日のことを、人はずっと覚えている
どんな趣味?
左手で弦を押さえ、右手で弾く。やることはそれだけですが、最初の一か月は指先が痛く、音がびりびり鳴ります。三つか四つのコードを押さえられれば、知っている曲の伴奏はだいたい弾けます。一人で弾き語りもできれば伴奏だけを担当することもでき、三十分だけ触るという遊び方ができるのがギターの続けやすさです。
始めるのに要るもの
アコースティックの入門セットが1万5千〜2万5千円で、本体、ケース、チューナー、替え弦まで付いてきます。エレキなら2万〜3万円の入門セットにアンプが付きます。安すぎる本体は弦の高さが合っておらず、押さえられないのを自分のせいだと思ってしまうので、楽器店の入門帯から選ぶほうが結局は続きます。
最初の一歩
今週末、楽器店の入門コーナーで実際に抱えて、重さとネックの太さを確かめてください。店頭では試奏させてもらえますし、買う前に手元へ置きたければ月数千円からの楽器レンタルを使うか、ウクレレを先に触ってみる手もあります。家に来たらまずチューナーの使い方を覚え、コードを一つだけ、一週間鳴らし続けます。
続けるとどうなるか
三か月でコードの移り変わりが間に合うようになり、半年で一曲を通して弾けます。一年経つと耳が変わり、曲を聴いたときにコード進行が見えるようになって、聴く楽しみのほうが増えます。弾き語り、バンド、ソロギターと道が分かれ、ハードルを下げる、つまり毎日五分だけ触る形にした人が結局いちばん遠くまで行きます。
向き不向き・注意
最初の一か月は指先が痛くて、押さえても音が鳴りません。ここで多くの人が離れます。指が慣れるまで二、三週間かかると知っておくだけで違います。アコースティックでも音量はテレビ程度あり、集合住宅の夜には向きません。エレキはアンプを鳴らして初めて楽しい楽器で、練習場所の確保が課題になります。弦は消耗品で一組千円前後、数か月ごとに交換します。
解説動画: 弦の呼び方からコード移動までの5分練習メニュー/萩原悠ギター教室
概要: エレキでもアコギでも共通して使える、買ったばかりの人向けの練習メニューを5分にまとめた動画。右手の弾き方と左手の指の動かし方という初歩を一続きに詰め込んであり、理屈の説明はほとんどなく音を出しながら一緒に進んでいく形になっている。単発の課題ではなく、上の段階のメニューへ続く一連の入り口として作られている。
手順: まず右手で細い弦から一本ずつ鳴らし、細い方から一弦、一番太い方が六弦という呼び方を覚える。次に中指と薬指で押さえるEマイナーを弾き、その二本の指を一本ずつ隣の弦へ動かすとAマイナーになる。二つを四回ずつ交互に鳴らしてコードチェンジに慣れ、続いてアップストロークだけの練習へ移る。
コツ: 右手は手首の力を抜いて弾くこと、左手は指をしっかり立てることを何度も言う。指が寝ていると一弦や二弦が鳴らないので、そこだけは直すよう促している。後半は開放弦と押さえた音を交互に出す単音の練習で、薬指から中指、人差し指へと順に指を替えながら、六弦側から一弦側へ弦をまたいで降りていく。
続けるには: 難しければテンポを落として始め、慣れたら速めればよいと言う。できない部分はそれぞれ個別の解説動画で詰めるよう案内し、一通り弾けたら次の段階のメニューへ進むことを勧めている。毎日ギターを手に取ったらまずこれをやってほしい、続ければもっと楽しくなるという締め方。