ドライブ・道の駅

集める・巡る

目的地より、途中で曲がった道のほうが残る

どんな趣味?

高速で目的地に着くのではなく、一般道を選んで走り、道の駅や休憩所で降ります。地場の野菜や総菜を買い、掲示の地図で近くに何があるかを見て、次に曲がる道を決める。同じ距離でも道の選び方で一日の中身が変わります。運転そのものが目的なので、着いてから何をするか決めていなくても成立するのがこの趣味の楽なところです。

始めるのに要るもの

車と免許があることが前提の趣味で、車があるなら追加の出費はほとんどありません。一日走って燃料代が2,000〜4,000円程度、高速を使えば片道数千円が乗ります。車を持っていないなら一日6,000〜8,000円程度のレンタカーで試せますが、補償料は別に要ります。あると助かるのは充電ケーブルと車載ホルダー、それに現金で、直売所は現金のみのこともあります。

最初の一歩

今週末は、片道一時間半ほどの範囲にある道の駅をひとつ決めて、行きは高速、帰りは一般道という組み方で行ってみてください。着いたら直売所で野菜か総菜を買い、掲示されている周辺の地図を見て、帰り道に一か所だけ寄り道を足します。予定を詰めないほうが、この趣味は続きます。

続けるとどうなるか

続けると地図の見方が変わります。峠道、海沿い、川に沿って上る道といった道そのものに性格があることが分かり、行き先ではなく通りたい道で計画を立てるようになります。季節ごとの直売所の顔ぶれも頭に入ります。そこからキャンプや温泉めぐりと組み合わせて、一泊の旅程になっていくのが定番です。

向き不向き・注意

いちばんの注意は運転そのものです。長距離の連続運転は眠気と判断力の低下を招き、二時間ごとの休憩を欠かすと危険です。夜の山道や雪の路面は経験の差が大きく出ます。費用も見えにくく、燃料代と高速代のほかに、タイヤや車検、駐車場代といった維持費が背後にあります。移動費と時間で言えば一日の大半が移動で消えるため、家族の予定と合わないと続きません。ひとりで長時間座っていることが苦にならない人向けです。

解説動画: 北海道を七つのエリアに分けて初回の旅先を選ぶ/コスケの北海道でドライブを楽しむチャンネル

概要: 北海道生まれの投稿者が、有名観光地を七つのエリアに分けて特徴を並べ、初めての北海道旅行ならどこを選ぶかを話す。3泊4泊では1か所、急いでも2か所を回るのが精一杯で、3か所4か所にすると移動が大半になってしまうと前置きしてから、エリアごとの景色と食べ物、温泉地を挙げていく。

エリアごとの特徴: 十勝は農業と酪農が盛んで乳製品やスイーツ、豚丼があり、高原の景色や温泉宿、旧国鉄の廃線跡も残る。釧路周辺は湿原と冬のタンチョウ、海岸線の景色に炉端焼きや牡蠣、秋刀魚。網走や知床の方面は摩周湖や屈斜路湖、監獄、冬の流氷、ホタテやカラフトマス。稚内を中心とした道北には日本海沿いを北上する人気のドライブルートがあり、朝日も夕日も楽しめる。旭川周辺は夏の花畑や青い池、農産物と米、そばが挙がる。

初めてならどこか: 勧めているのは函館のある道南。市内がコンパクトで見どころが集まり、食・自然・歴史・温泉が揃っているのが理由だという。空港や港から車でも公共交通でも行きやすく、市内も車や路面電車で動きやすい。冬もライトアップが多く歩くだけで楽しい。特にゴールデンウィークは五稜郭公園の桜がきれいだが、毎年かなり混むので早朝に行くとゆっくり見られるとしている。

他のエリアも: 道南以外を勧めないわけではないと補足している。札幌を中心とした道央は見どころが多く、繁華街に北海道の食が集まり、展望台、運河のある港町、市場の海鮮丼、ウイスキーで知られる町、スキー場のある町までが揃っていて、3泊ではとても回りきれないという。冬なら天候に恵まれやすい十勝や釧路根室、流氷の見られる網走知床もよいとしている。