カレー作り

味わう

玉ねぎを炒める30分が、そのまま味になる

どんな趣味?

玉ねぎを刻んで炒め、スパイスを油で立たせ、水分を足して煮る。市販のルウを使わなくても、粉のスパイス数種類だけでカレーになります。手順が単純なぶん、炒めた時間と火加減がそのまま味の濃さになるのが分かりやすく、次に何を変えるかを決めやすくなります。週末の1時間で一鍋作れば、平日の食事も助かります。

始めるのに要るもの

鍋とフライパン、それにクミン、コリアンダー、ターメリック、チリの四種類があれば作れます。スパイスは小袋一つ200円から400円、四種類そろえても1500円以内に収まります。専用の器具は何も要りません。市販のルウから入るなら一箱300円前後で、玉ねぎの炒め方を変えるだけでも味は動きます。

最初の一歩

今週末、スーパーのスパイス売り場か、輸入食品店で粉のスパイスを四種類買ってきてください。作るのは鶏肉のカレー一種類で十分です。玉ねぎを飴色になるまで炒める工程だけは省かず、あとはレシピどおりに進めます。半量だけ炒め時間を短くしたものも同じ日に作ると、あの30分が何のためにあるのか一度で分かります。

続けるとどうなるか

作り慣れてくると、レシピを見ずに手元のスパイスから組み立てられるようになります。外で食べた一皿を家で再現しようとするようになるのがこの頃で、地域ごとの違いにも目が向きます。スパイスそのものへ進む人、ラーメン巡りのように食べ歩きへ広がる人、人を招いて出す人と道が分かれます。同じ材料でも作る人ごとに味が違うのが面白いところです。

向き不向き・注意

キッチンとその周りに匂いが残ります。換気の弱い部屋や、洗濯物を室内に干す家では、家族から苦情が出やすい趣味です。スパイスは開封後に香りが落ちるので、大袋で買うと使い切れません。一度に作りすぎて食べきれないのもよくある失敗で、辛さの調整を誤ると家族の誰かが食べられなくなります。鍋やまな板への色移りも起きます。

解説動画: カレー粉で作る一杯200円以下のチキンカレー/のんびりスパイスカレー調理室

概要: 市販のカレー粉と鶏胸肉だけで作る安いスパイスカレーを、玉ねぎを刻むところから完成まで実演している。鶏胸肉は100gで50円ほど、玉ねぎも少ししか使わないので1杯150〜200円弱で作れるとしている。スパイスカレーは難しそうと思われがちだが、作って食べるのを繰り返すうちに上達すると話している。

手順: 玉ねぎは大雑把なみじん切りで構わないとしている。鶏肉には片栗粉をまぶしておく。油大さじ1杯半で玉ねぎを炒め、少量の塩を入れ、焦げてきたら差し水をして焦げの要素を分散させる。色づいたらにんにくと生姜、十分茶色くなったらトマト缶を100g加える。カレー粉小さじ1と塩小さじ半分は火を止めて混ぜ、少しの水を足して香りを立たせてから鶏肉を入れ、水150ccを加えて蓋をし弱火で5分煮る。

コツと注意: 鶏肉はカンピロバクターがあるのでしっかり火を通し、5分で足りなければ延長する。トマトの酸味は油の熱で変化するため、油が足りないと温度が上がりきらないので油はけちらないと説明している。仕上げはご飯と一緒に食べたときの味を想像して、とろみと塩を調整する。塩が足りないと味がぼんやりし、入れすぎると食べられないので、ぎりぎりのところを狙うのが要点だとしている。甘いのが好きなら最後に甘みを少し足すとも話している。