攻略 | オトモイングリッシュ

子音で終わる・子音が続く所の出し方。

余分な母音を入れない練習は、語末の1つの子音、語末の子音の連なり、語と語の境目、の順に進めます。語末の子音は、伸ばせる音から始めます。/s/と/z/・/f/と/v/・/m/・/n/は音を伸ばしたまま止められるので、bus なら最後の s の息の音だけを長く伸ばしてから止め、伸ばす長さを少しずつ縮めます。次に/p/と/b/や t・k のような破裂音、最後に/ŋ/で終わる語に進みます。sing、king は「グ」を付けず、舌の奥を上あごに付けたまま鼻から声を出して終えます。

濁る子音は、母音が入りやすい音です。日本語話者39人が子音の続く無意味な語を読んだ実験では、初級〜中級の22人は abge、ibdo のように濁る子音が2つ続く語の77.3%で母音をはっきり入れ、英語圏に2年以上住んだ上級の17人は76.5%で母音を入れずに言えていました(Masuda・Arai 2010)。日本語話者の英語は、ゆっくり読むほど母音が入りやすいことも測られています(Tajima ほか 2002。向きは Masuda・Arai 2010 の紹介による)。

練習の語には、-s / -es(3つの読み方)と-ed(3つの読み方)の濁る形の dogs、bags、hugged、lived を多めに入れます。ゆっくり言うときも、子音と子音の間を空けないことが条件です。ゆっくり言いたいときは、子音の前の母音を伸ばします。

語と語の境目では、母音を足さずに済む道が2つあります。次の語が母音で始まるなら、語末の子音を次の語の頭に移す子音 + 母音のリンキングで言います。次の語が子音で始まるなら、同じ子音のリンキングと同じく、語末の破裂音を放さずに息を止めて次の子音へ移ります。hot sauce の t のあとに母音を入れず、息を止めるだけで s に移るのが手本の形です(Rachel's English)。

確かめるには、音節の数を手で数えます。dogs、hugged、lived は1音節なので、手を1回叩く間に言い切れれば、母音は入っていません。2回叩きたくなる所に母音が入っています。録音を聞き、語の終わりに「ウ」「オ」の響きが残っていないことも確かめます。

この節の音を練習する

/s/と/z/は、sip・zipのように舌先を歯ぐきに近づけて出す摩擦音です。

図鑑で読む

聞く・言う

録音した声は、この端末の外へは送りません。

出典

  1. 論文・英語 Masuda H, Arai T(2010) Processing of consonant clusters by Japanese native speakers: Influence of English learning backgrounds
  2. 論文・英語 Tajima K, Erickson D, Nagao K(IULC Working Papers 2(2))(2002) Production of Syllable Structure in a Second Language: Factors Affecting Vowel Epenthesis in Japanese-Accented English
  3. 資料・英語 Rachel's English Linking Consonant to Consonant