攻略 | オトモイングリッシュ

母音ペア・サイレントE・r付き母音を使って読む。

初めて見る語は、左から1文字ずつではなく、母音字から読みます。手順は3つです。1つ目に母音字に印を付けます。2つ目に母音字の右側を見て、r が続けば r付き母音、子音1つと語末の e が続けばサイレントE、母音字がもう1つ続けば母音ペア、子音で閉じていれば短母音と決めます。3つ目に、決めた母音のかたまりを頭の子音とつなぎます。母音のつづりと音節の形を見分けられると、長い語も小さな部分に分けて読めるようになります(米国教育省 IES の指導ガイド)。

手順を身につける練習は、頭の子音を固定して母音の部分だけを変えた組で行います。tap / tape / tarp、hop / hope / hoop、pan / pane / pain、bid / bide / bird のように、同じ子音で母音の型が違う語を並べ、毎回母音字の右側を見てから読みます。a_e / i_e / o_e / u_e・ai・ar・er / ir / urを1つの組の中で混ぜることで、型の見分けそのものが練習になります。

読み方が2つ以上ある母音字は、母音字のあとの子音までをかたまりで見ます。単語を読む力が高い子どもほど、grook と groon、swild と swilt のような作った語で、oo や i の読みを後ろの子音に合わせて変えていました(Steacy ら 2018。小学2〜5年生96人)。oo(2つの読み)・ea・ou / owは、-ook / -oon、-ead / -eat、-old / -olt のような語尾の束を先に覚えておき、初めての語でもその束に当てはめて読みます。

最初の読みで知っている語にならなかったら、母音の読みを2番目の候補に切り替えます。母音の読みを柔軟に変えて、知っている語にたどり着くよう促すのが、長い語を読むときの助言です(米国教育省 IES の指導ガイド)。head を「ヒード」と読んで意味の通る語にならなければ、ea を/e/に替えて head にたどり着きます。breakfast を「ブリークファスト」と聞いて正しい語を言い当てる力は、少ない方の母音の読みを使えるかどうかと結び付いていました(Steacy ら 2018)。候補は、よく出る読みから順に試すと、試す回数が少なくて済みます。

2番目の読みでも語にならないときは、その語を丸ごと覚える語として扱います。said・was・friendは決まりから外れる語で、決まりで読もうとして止まる時間を減らすには、丸ごとの練習に回します。できあがりの目安は、決まりの違う10語を混ぜて並べたとき、1語ごとに母音字の右側を見てから迷わずに読み出せることです。

この節の音を練習する

a_e・i_e・o_e・u_eは、語末の黙字のeが1つ手前の母音に名前を言わせる規則です。

図鑑で読む

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出典

  1. 公的機関・英語 National Center for Education Evaluation and Regional Assistance, Institute of Education Sciences(米国教育省)(2016) Foundational Skills to Support Reading for Understanding in Kindergarten Through 3rd Grade (NCEE 2016-4008)
  2. 論文・英語 Steacy LM, Compton DL, Petscher Y, Elliott JD, Smith K, Rueckl JG, Sawi OM, Frost SJ, Pugh KR(Scientific Studies of Reading)(2018) Development and Prediction of Context-Dependent Vowel Pronunciation in Elementary Readers