攻略 | オトモイングリッシュ

左から順に音を出し、なめらかにつなぐ。

音をつなぐ練習は、伸ばせる子音から始めます。/m/・/n/・/s/と/z/・/f/と/v/・/l/は、息が続く限り同じ音を伸ばせるので、母音と切れ目なくつなげます。最初の語は、sun・man・fanのように、伸ばせる子音とa / e / i / o / u(短母音)だけでできた3音の語を選びます。米国教育省の手引きも、f・h・l・m・n・r・s・v・zのような伸ばせる子音の語から始めるよう勧めています(IES)。

1音ずつ区切るより、伸ばしたままつなぐほうが読めるようになります。文字の音は知っていても無意味語を読めなかった幼稚園児(平均5.6歳)で、「sss・aaa・nnn」と区切ってからつなぐ教え方と、「sssaaannn」と切らずに伸ばしてからつなぐ教え方を比べると、切らない側のほうが読み方を身につけやすく、/p/や/t/のような止める子音の入った語も正確に読めました。区切った側の誤りを調べると、つなぐ途中で最初の音を忘れていました(Gonzalez-Frey・Ehri 2020)。sunなら「sss」を伸ばしたまま「uuu」に入り、声を止めずに「nnn」へ移ると、3つの音が1本の線になります。

/p/と/b/や、t・k・d・gのように伸ばせない子音は、単独で言わずに次の母音にくっつけます。bを「ブ」と言ってからaを足すと、bとaの間に余計な母音が挟まり、batが「ブアット」に崩れます。止める子音のあとに「ウ」や「ア」を足さない。bの口のまま母音を出し始める「ba」の固まりを先に言い、そこにtを足します(IES の手引きの、前の音に1つずつ足していくつなぎ方)。語末のtは息を短く止めるだけで、「ト」と母音を付けません。

2文字で1つの音になるつづりは、1つの音として扱います。shipはs・h・i・pの4音ではなく、sh・i・pの3音です。ch・th・ck・ngも同じで、文字の数と音の数が違う語では、先に音の数を数えてからつなぎます。一方、stopのstやflagのflは、2つの子音がそれぞれ自分の音を保つ組です(IES)。sからtへ母音を挟まずに直接移り、「ストップ」の「ス」にならないようにします。

語の並べ方は、伸ばせる子音の3音の語(sun・man)、止める子音を含む3音の語(bat・dog)、2文字1音を含む語(ship・chop・back・ring)、子音が2つ続く語(stop・flag)の順です。できあがりは、1回目につないだ音がそのまま知っている語に聞こえる状態です。つないだ音が知らない語に聞こえたら、つなぎ方を間違えた合図なので、左の文字からもう一度読み直します(IES)。

この節の音を練習する

/m/は、manのmが表す、唇を閉じたまま鼻から声を出し続ける音です。

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出典

  1. 公的機関・英語 National Center for Education Evaluation and Regional Assistance, Institute of Education Sciences(米国教育省)(2016) Foundational Skills to Support Reading for Understanding in Kindergarten Through 3rd Grade (NCEE 2016-4008)
  2. 論文・英語 Gonzalez-Frey SM, Ehri LC(2020) Connected Phonation is More Effective than Segmented Phonation for Teaching Beginning Readers to Decode Unfamiliar Words