重石と、空気の遮断
重石と、空気の遮断は、材料を液に沈めて酸素を断てばカビを防げるという仕組みで、重石はそのために載せます。


図: オトモシリーズ(オトモシリーズで作成した図)
効く理由
カビは酸素が無いと増えられません。だから材料が液に沈んでいれば、それだけでカビは防げます。重石は「押さえるため」ではなく「空気を断つため」に載せる—— そう考えると、必要な重さの見当がつきます。沈めることで酸素の無い状態が保たれ、乳酸菌などの発酵する菌に有利になります(バージニア工科大学の解説)。
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自家製味噌作り/みきママ
味噌玉にして詰める
潰した大豆に麹と塩を合わせ、煮汁を加えながら混ぜて硬さを調整したら、野球ボールほどの大きさに丸めていきます。硬さはギュッと固めに。容器は専用の樽でなくてもよく、家にあるバケツで代用できるように考えたと言います。内側にポリ袋を敷いておけば、どんな容器でも雑菌を気にせず仕込めるという段取りです。
空気を残さず詰める
丸めた味噌玉は、容器に打ち付けるようにして詰めていきます。味噌の中に空気が残るとカビが生えてしまうためで、投げつけながら空気を抜いていくのが要点です。全部詰め終えたら、上からぴったりとラップをして空気が入らないようにする。隙間があるほどカビが生えやすくなる、と繰り返し言います。
重石は塩の袋にする
ラップの上には重石を載せます。使うのはちょうど1キロある塩で、これを二重にしたビニール袋へ入れ、重石代わりにするという工夫です(→重石)。袋に穴が開いても、中身が塩なら雑菌が入る心配がないのが利点だと言います。載せたあとは空気が入らないよう袋の口を縛り、そのうえで容器の蓋を閉めます。
夏に一度、開ける
仕込んだあとは温度変化に弱いので日陰の涼しい場所へ置きます。そして夏に一度だけ開けて味見をし、様子を見る——塩が足りなかったり置き場所が暑かったりすると傷むため、その確認を夏に置いていると説明します。開けた味噌にカビは無く、空気に触れていた表面だけをスプーンで薄くそぎ落としました。
混ぜて、また閉じる
取り出したついでに手を入れてかき混ぜると発酵が進み、味がよくなると述べます(→味噌の表面のカビ)。そのあとは仕込んだときと同じ手順の繰り返しで、塩の袋を載せ、空気が入らない状態にしてから袋の口を縛り直し、また涼しい場所へ戻します。さらに1か月ほど、仕込みからは10か月で食べ頃になりました。
出典
- 公的機関・英語 National Center for Home Food Preservation, University of Georgia Suitable Containers, Covers, and Weights for Fermenting Food
- 公的機関・英語 University of Illinois Extension Fermenting Equipment
- 公的機関・英語 Eifert JA, Boyer RR, Williams RC, Virginia Tech Cooperative Extension(2025) Vegetable Fermentation
- 動画・英語 Clean Food Living BEST FERMENTATION LIDS (and worst) Tested with Results!
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