パセリ
セリ科のハーブ。旬は3〜11月、育てやすさは「やさしい」。


科
セリ科
旬
3〜11月
育てやすさ
やさしい
向く栽培環境
プランター
区分
定番
種まき
発芽適温は15〜20℃で、春まき(4〜5月)か秋まき(9〜10月)が適期。種は小さく好光性なので覆土はごく薄くし、発芽まで日数がかかるため、育苗ポットに数粒ずつまいて水を切らさないよう管理する。
植え付け
本葉4〜5枚の頃、直根性で移植を嫌うため根鉢を崩さないよう植え付ける。プランターでは株間15〜20cm、深さ20cm以上の容器を選ぶ。
収穫
植え付け後、外葉が10枚以上に育ったら外側の葉から順にかき取って収穫する。中心の生長点を残せば、春から晩秋まで長期間繰り返し収穫できる。
日当たり
生育適温は15〜20℃で冷涼な気候を好む。日なた〜半日陰で育ち、真夏は葉が硬くなりやすいので明るい半日陰が無難。
水やり
乾燥に弱いので土の表面が乾いたらたっぷり与えるが、過湿による根腐れを避けるためプランターは水はけを確保する。
肥料
元肥入りの野菜用培養土を使い、収穫期間が長いので2〜3週間に1度、液肥や化成肥料で追肥する。肥料切れは葉色が黄ばむサイン。
出やすい病害虫
キアゲハ(幼虫):パセリの食草で大きな幼虫が葉を食害するため見つけ次第捕殺し、防虫ネットで飛来を防ぐ アブラムシ:新芽に群がり吸汁するので早期に捕殺・洗い流し、風通しを良くする 斑点病(セプトリア病):葉に褐色の斑点が広がるので密植を避け、風通しと水はけを確保し、傷んだ葉は除去する ヨトウムシ:夜間に葉を食害するので株元をチェックし発生初期に駆除する
連作
セリ科(ニンジン・セロリ・ミツバなど)で、同じ場所での連作は病害を招きやすいため1〜2年あける。
品種
葉が細かく縮れる「モスカール系(縮葉種)」が家庭菜園の定番で、葉が平らな「イタリアンパセリ(平葉種)」は苦味が穏やかで料理に使いやすい。
主産地
長野県・千葉県・静岡県などが主産地で、これらの県に国内生産量の多くが集中している。
育て方のコツ
発芽と乾燥対策が最大の関門で、種まき後に土を乾かさないことと、収穫時に生長点を残して外葉から摘むことが長期収穫のコツ。
資料
農水省 地域特産野菜生産状況調査(e-Stat)/都道府県の栽培暦・種苗会社の栽培情報
解説動画
視聴済み
0/8
の解説動画
☘42: How to grow parsley | How to sow seeds, how to replant, how to care for it daily, how to har...
概要
パセリ栽培でよくある質問にQ&A形式で答える動画。種まき、植え替えと管理、収穫、そして基本情報の4点を解説している。
パセリは料理に彩りと風味を添えるハーブの代表格で、家庭でも比較的手軽に育てられる。
種まき・育苗
種まきの適期は春が4〜5月、秋が9〜10月頃。発芽適温は15〜20℃で、気温が高くなる前に播くのがよい。
置き場所は日当たりと風通しのよい場所を好む。日当たりの良い場所では色が濃く食感がやや硬く、半日陰では色が薄めで柔らかい食感になる。
播種はトレーやポットに1か所3〜5粒を重ならないように播く。パセリの種は光を好む(好光性)ので覆土は種が薄く隠れる程度に薄くかけ、種が流れないよう霧吹きでたっぷり水やりする。発芽までは毎日水やりし、間引きしながら育て、本葉5〜6枚の頃に1本立ちにする。
植え替え・植え付け後の管理
苗が育ったらプランターに植え替える。苗の大きさに合わせて穴を掘り、あらかじめ水をたっぷり含ませておく。
水が引いたら根鉢を崩さないよう注意し、株間を15〜20cmあけて植える。移植を嫌うので根を傷めないのがポイント。
植え付け時には元肥として野菜用肥料を混ぜ込み、植え付け1か月後から追肥として野菜用肥料を2〜3か月ごとに与える。プランター栽培では土の表面が乾いたらたっぷり水を与える。
収穫の見極め
種まきから70日ほどで収穫できる大きさに育つ。本葉が15枚以上になった頃が収穫の目安。
外側の葉から必要な分だけ順に切り取ると、次々に葉が増えて定期的に収穫できる。花芽がつくと葉が硬くなるため、長く収穫したい場合は花芽を摘み取るとよい。観賞用に楽しむなら、そのまま花を咲かせておくのもよい。
基本情報と病害虫
置き場所は日当たりのよい場所か半日陰。日当たりが良いほど色濃く育つが、光が強すぎると葉が硬くなる。
水やりは特に夏は乾燥させないよう注意し、乾燥すると下葉が黄色くなる。病害虫はネキリムシによる被害があるので、毎日よく観察して注意する。
パセリ/栽培/種とり/家庭菜園/2021年
概要
2021年に苗から育てたパセリの生育の記録と、種とり・採種した種の発芽までを紹介する成長記録型の動画。ホームセンターで購入した苗を野菜用培養土で育てている。
苗からの生育記録
苗を購入して植え付け後、4月頃には株が大きくなり、毎日少量ずつ収穫できるようになった。冬の間はほとんど生育しない状態で越冬させ、春になると再び大きく育った。
プランターに2株植えただけでも十分な収穫量が得られている。6月頃には花芽が上がり始め、これから種になりそうな様子。9月頃(植え付けから約270日)には株の下部が枯れてきて、種も採れるようになった。
種とりと発芽
パセリの種は非常に小さく採種が難しい。形はミカンを小さくしたような形状で、若干シマシマの模様があり、非常に小さいので触るとすぐにぽろっと取れてしまう。
株から自然に落下した種が野菜用培養土に落ち、そこから発芽してきた。よく見る双葉が出た後、本葉はギザギザとしたパセリらしい葉が出てくる。この時期(秋頃)なら発芽することが分かったので、育てていく予定。
[Parsley] 6 Tips for Growing in a Planter 23/7/4
概要
パセリのプランター栽培を、実際に定植しながら6つのコツに分けて解説する動画。パセリは地中海沿岸原産で冷涼な気候を好む2年草。
定植した翌年に花が咲くまで、地面(株)を通して収穫を続けられる。ハーブの一種で、キッチンガーデンの薬味野菜として重宝する。
栽培環境と苗選び
生育適温は15〜20℃、発芽適温は15〜23℃。植え付けは春と秋の年2回。
夏は半日陰、冬は凍らない場所で管理する。プランター栽培なら移動が簡単でこの点で管理しやすい。苗は葉の緑が濃く、枯れた部分のない健康なものを選ぶ。
植え付け方
パセリは移植を嫌うので、ポットから出したら根鉢を崩さないよう優しく植える。植え付け後はたっぷり水を与え、2〜3日は日陰に置くと株へのダメージが少ない。
プランターは幅50cm・奥行き30cm・深さ30cmを用意し、市販の培養土と元肥を使用。苗は幅20cm、両端のウォータースペースを5cmほど取り、株間を確保して2株植える。定植後は初回はたっぷり、2回目以降は土の表面が乾いたら水やりする。
追肥と収穫
成長が始まったら2週間に1回を目安に化成肥料10gを株元に与え、土寄せをする。南向きの暖かい場所で育て、水切れに弱いので水を切らさない。
収穫は本葉が15枚以上になったら外葉から。必要な分だけ根元からハサミで切り取ってよい。
収穫後は軽く追肥して土寄せし、さらに液肥を週1回程度与えると新しい葉の生育が促される。花が咲くと茎葉が硬くなるので、花芽は早めに摘み取る。
病害虫と越年の花
アブラムシとキアゲハの幼虫を見つけたら天然由来の殺虫剤などで駆除する。
前年に植えたプランターは春先に花芽が上がり、そうなると茎が硬く葉もあまり展開しないので、そのまま花を楽しみ切り花として利用できる。毎年プランターで更新することで、1年を通してパセリを収穫できる。
パセリの育て方
概要
通常のパセリ(縮れ葉)と、香りが強いイタリアンパセリを比較しながら育て方を解説する動画。パセリは食べるものなので「いかに美味しいパセリを作るか」が最重要ポイントと位置づけている。
味を左右する育て方
育て方によって味が大きく変わる。日の当たる場所に置き、強い肥料をがっちり効かせると、香りが強くて硬いパセリになる。
逆に日のあまり当たらない場所で肥料を控えめにすると、柔らかく香りの弱いパセリになる。濃厚な香りを楽しみたい人は日向で肥料をしっかり、柔らかいものを栄養として取りたい人は半日陰気味で穏やかな肥料を使うとよい。ここが一番重要なポイント。
収穫のコツ
収穫は必ず外側から取るのがポイント。
中央の若い部分は柔らかく美味しそうに見えるが、そこには成長点があることがあり、取ってしまうと次の芽が上がりづらくなる。外側から順に取ることを徹底する。
水やり・土・花芽
日当たりでも半日陰でも育つ。乾燥をあまり好まないので、土の表面が乾いたと思ったらたっぷり与える。
酸性土壌を嫌うので、土に石灰を混ぜるとより元気に育つ。
夏あたりに茎がぐっと伸びて花が咲くと、全体の香りと味わいが落ちる。パセリの葉とは見た目の違う花茎が上がってきたら切ってしまう。
【パセリ】 プランター栽培の 作り方 22/6/2
概要
パセリのプランター栽培の作り方を、実際に定植しながら紹介する動画。パセリは2年草で、翌年に花が咲くと枯れて終わる。
植え付けと移植
パセリは移植を嫌う。ポットのままの苗なら問題ないが、ある程度大きくなってからの移植は難しく、直根性のためと考えられる。
培養土の体積を多くしたいので鉢底石は入れず、ウォータースペースを取って植える。株はかなり大きくなるため、風通しを考えると1つのプランターに2株程度がよい。
収穫と追肥
収穫は外側から。中央からどんどん取る人もいるが、できれば中央部や芯の葉を残して外側から順に摘むと、成長させながら収穫を続けられる。
追肥は週1回、規定の半分ほどに薄めた液肥を水やり代わりに与えると生育がよい。
花芽と病害虫
花芽がよくできるが、花茎が伸びると株が弱るので摘み取る。
害虫はアブラムシとキアゲハの幼虫が必ずつくので、見つけ次第、割り箸などで取り除く。
サラダなど生でも食べるので薬剤は避けた方がよい。夏は強い日差しで葉焼けを起こすので避け、日差しの柔らかい木陰や半日陰で育てる。プランターなら夏の暑い時期に移動できるのが利点。
[Let's grow herbs!] How to grow parsley! [Agriculture]
概要
初めてでも簡単にハーブを育てるシリーズのパセリ編。パセリは草丈約60〜80cmの2年草で、独特の強い香りが特徴のハーブ。夏にクリーム色の小さな花を咲かせ、寄せ植えにも使える。
種まき・育苗
種まきは半日陰のやや湿ったところが良い。真冬や真夏以外なら年中種まきが可能で、3〜4か月周期でずらし播きをすると絶えず収穫できる。
株間は30cmで1穴に10粒程度播き、本葉が出て4〜5cmくらいになったら間引く。パセリは乾燥に弱いが光を好む性質(好光性)があるので、覆土は薄めにする。
発芽したら月に1〜2回ほど水やりを兼ねて薄めの液肥を与える。花が出ると花に栄養が集中するので、花は見つけ次第摘む。
病害虫・収穫
保存方法
保存は主に2つ。冷蔵保存は、水を張ったコップにパセリを挿し、上からビニール袋で覆って冷蔵庫の野菜室に入れると1週間〜10日ほど日持ちする。
冷凍保存は、洗って水気をよく切ったパセリをジップロックなどの保存袋に入れて凍らせ、凍ったら袋の上からすりこぎなどで粉々になるまで叩く。これで1か月ほど日持ちする。
【パセリの育て方】何度も収穫!パセリの苗を水耕栽培で育てる方法〜おすすめレシピ、インテリアにする方法も紹介
概要
園芸店で買ってきたパセリの苗を、100均グッズで作った栽培キットを使って水耕栽培で育て、何度も収穫する方法を紹介する動画。お部屋のインテリアグリーンにもなる。
材料は苗のほか、1000mlのプラスチック容器、2層になっているキッチン用スポンジ、アルミホイルで、苗以外は100均でそろう。パセリは寒さにも暑さにも強く、1年中育てられる。
苗の土落としと定植
苗をポットから取り出し、根を傷つけないよう優しくほぐしながら土を取り除く。竹串で根の隙間の土を落とし、最後は流水で完全に洗い落とす。
土が残っていると根腐れの原因になるのでしっかり除く。スポンジを容器の口の大きさに合わせてカッターで切り、十字の切り込みを入れる(1か所は端まで切り開き、3か所はつながったまま)。
切り口にパセリを挟み、十字の中心に茎と根の境目が来るように調整して容器にセットする。2層スポンジの硬い層が容器の口に引っかかり、落下を防ぐ。
溶液作りと管理
溶液は水耕栽培用肥料を混ぜた水。今回は2液型のハイポニカを使用し、水耕栽培では500倍に薄めるので水1Lに対して各液2mlずつ入れる。
溶液は根の半分がつかる程度に入れ、容器内に空気の層を作って根が呼吸できるようにし根腐れを防ぐ。容器の周りをアルミホイルで覆うと、直射日光でも水温が上がりにくく根腐れや藻の発生、光の反射による集光を防げる。
日当たりの良い屋外に置くとよく育つ。水やりは2〜3日に1度、溶液が減ったら水道水を継ぎ足し、常に根の半分程度がつかるようにキープ。2週間に1度は溶液を全部捨てて新しいものに交換する。
収穫と株分け・容器替え
5週間後には茎が20本ほどに増え、葉色が濃く縮れてくる。収穫はハサミを使わず、外側の葉を根元から引き剥がすように取る。
下の方の小さい葉や枯れ葉を取り除くと通気性がよくなり元気に育つ。光合成のため葉を全部取らず半分ほど残す。
1回目の収穫から3週間後には再び成長し、根がスポンジを突き破って20cmほどに伸びる。ここまで育ったら容器を替えて室内インテリアにでき、透明なガラス容器の場合は気温の高い時期の直射日光で水温が急上昇し根腐れするため、直射日光の当たらない明るい場所で育てる。
[Parsley] 4 tips for growing in a planter 25/3/16
概要
パセリのプランター栽培を、実際に定植しながら育て方を含めた4つのコツで解説する動画。パセリはセリ科の2年草で、2年目の春に花が咲いて種ができ収穫終了となる。
原産地は地中海沿岸で紀元前から薬草・香草として使われ、日本には江戸時代にオランダから渡来したため和名を「オランダゼリ」という。育て方も簡単で耐寒性・耐暑性に優れ、室内なら1年を通して栽培できる。小さな鉢やプランターでもキッチンガーデンとして育てられ、園芸初心者やハーブ・香味野菜に興味がある人に向いている。
生育環境
日当たり・風通しのよい場所を好む。生育適温は15〜20℃。
パセリにも旬があり、3〜5月と9〜11月が旬。室内やハウス栽培なら1年中収穫できる。夏の暑い時期は半日陰に移動したり、プランターの下にレンガなどを置いて風通し(通気性)を良くすると夏越ししやすい。
水やりと肥料
パセリは根が張れば比較的乾燥にも強く、頻繁な水やりは不要。土の表面が乾いたら水を与え、夏場の水切れには注意する。
肥料はプランターの場合、用土に元肥が入っていればその後の追肥は不要。生育が良くないと感じたら3週間に1回ぐらい液体肥料を少量与える。
用土作りと定植
収穫と病害虫
収穫のタイミングは本葉が15枚以上になったら。外側から使う分だけをハサミなどで摘み取る。
無農薬で育てたい場合、キアゲハの幼虫などがついたら割り箸などで取り除く。ベランダや駐車場脇などでキッチンガーデンとして育てる人も多い。
ほかのオトモ
同じ作りの図鑑が全11本あります。内容の近いものから並べています。
オトモドリンク&イーツ
料理と飲みものを、理由と条件から覚える
イーツ153・ドリンク122・発酵150
オトモネイチャー
野鳥・街の植物・昼の空・夜空の見分けと、キャンプ・釣りの図鑑
バード158・プランツ176・空124
シリーズ全11本を見る