作物図鑑 | オトモアグリ

セリ科のハーブ。旬は3〜11月、育てやすさは「やさしい」。

パセリ
写真: Donovan Govan. / CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)

科

セリ科

旬

3〜11月

育てやすさ

やさしい

向く栽培環境

プランター

区分

定番

種まき

発芽適温は15〜20℃で、春まき(4〜5月)か秋まき(9〜10月)が適期。種は小さく好光性なので覆土はごく薄くし、発芽まで日数がかかるため、育苗ポットに数粒ずつまいて水を切らさないよう管理する。

植え付け

本葉4〜5枚の頃、直根性で移植を嫌うため根鉢を崩さないよう植え付ける。プランターでは株間15〜20cm、深さ20cm以上の容器を選ぶ。

収穫

植え付け後、外葉が10枚以上に育ったら外側の葉から順にかき取って収穫する。中心の生長点を残せば、春から晩秋まで長期間繰り返し収穫できる。

日当たり

生育適温は15〜20℃で冷涼な気候を好む。日なた〜半日陰で育ち、真夏は葉が硬くなりやすいので明るい半日陰が無難。

水やり

乾燥に弱いので土の表面が乾いたらたっぷり与えるが、過湿による根腐れを避けるためプランターは水はけを確保する。

肥料

元肥入りの野菜用培養土を使い、収穫期間が長いので2〜3週間に1度、液肥や化成肥料で追肥する。肥料切れは葉色が黄ばむサイン。

出やすい病害虫

キアゲハ(幼虫):パセリの食草で大きな幼虫が葉を食害するため見つけ次第捕殺し、防虫ネットで飛来を防ぐ アブラムシ:新芽に群がり吸汁するので早期に捕殺・洗い流し、風通しを良くする 斑点病(セプトリア病):葉に褐色の斑点が広がるので密植を避け、風通しと水はけを確保し、傷んだ葉は除去する ヨトウムシ:夜間に葉を食害するので株元をチェックし発生初期に駆除する

連作

セリ科(ニンジン・セロリ・ミツバなど)で、同じ場所での連作は病害を招きやすいため1〜2年あける。

品種

葉が細かく縮れる「モスカール系(縮葉種)」が家庭菜園の定番で、葉が平らな「イタリアンパセリ(平葉種)」は苦味が穏やかで料理に使いやすい。

主産地

長野県・千葉県・静岡県などが主産地で、これらの県に国内生産量の多くが集中している。

育て方のコツ

発芽と乾燥対策が最大の関門で、種まき後に土を乾かさないことと、収穫時に生長点を残して外葉から摘むことが長期収穫のコツ。

資料

農水省 地域特産野菜生産状況調査(e-Stat)/都道府県の栽培暦・種苗会社の栽培情報

解説動画

視聴済み

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☘42: How to grow parsley | How to sow seeds, how to replant, how to care for it daily, how to har...

概要

パセリ栽培でよくある質問にQ&A形式で答える動画。種まき、植え替えと管理、収穫、そして基本情報の4点を解説している。

パセリは料理に彩りと風味を添えるハーブの代表格で、家庭でも比較的手軽に育てられる。

種まき・育苗

種まきの適期は春が4〜5月、秋が9〜10月頃。発芽適温は15〜20℃で、気温が高くなる前に播くのがよい。

置き場所は日当たりと風通しのよい場所を好む。日当たりの良い場所では色が濃く食感がやや硬く、半日陰では色が薄めで柔らかい食感になる。

播種はトレーやポットに1か所3〜5粒を重ならないように播く。パセリの種は光を好む(好光性)ので覆土は種が薄く隠れる程度に薄くかけ、種が流れないよう霧吹きでたっぷり水やりする。発芽までは毎日水やりし、間引きしながら育て、本葉5〜6枚の頃に1本立ちにする。

植え替え・植え付け後の管理

苗が育ったらプランターに植え替える。苗の大きさに合わせて穴を掘り、あらかじめ水をたっぷり含ませておく。

水が引いたら根鉢を崩さないよう注意し、株間を15〜20cmあけて植える。移植を嫌うので根を傷めないのがポイント。

植え付け時には元肥として野菜用肥料を混ぜ込み、植え付け1か月後から追肥として野菜用肥料を2〜3か月ごとに与える。プランター栽培では土の表面が乾いたらたっぷり水を与える。

収穫の見極め

種まきから70日ほどで収穫できる大きさに育つ。本葉が15枚以上になった頃が収穫の目安。

外側の葉から必要な分だけ順に切り取ると、次々に葉が増えて定期的に収穫できる。花芽がつくと葉が硬くなるため、長く収穫したい場合は花芽を摘み取るとよい。観賞用に楽しむなら、そのまま花を咲かせておくのもよい。

基本情報と病害虫

置き場所は日当たりのよい場所か半日陰。日当たりが良いほど色濃く育つが、光が強すぎると葉が硬くなる。

水やりは特に夏は乾燥させないよう注意し、乾燥すると下葉が黄色くなる。病害虫はネキリムシによる被害があるので、毎日よく観察して注意する。

出典: ハイポネックス ジャパン(YouTube)で動画を見る ▶