作物図鑑 | オトモアグリ

シソ科のハーブ。旬は5〜10月、育てやすさは「やさしい」。

ミント
写真: Michael Becker / CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)

科

シソ科

旬

5〜10月

育てやすさ

やさしい

向く栽培環境

プランター

区分

定番

種まき

種まきは春(3〜4月)か秋(8〜9月)が適期で、好光性のため覆土はごく薄くし、乾かさないよう管理します。発芽や初期成長がゆっくりなので、初心者は市販の苗や挿し木から始めると失敗が少ないです。

植え付け

植え付けは春(4〜5月)または秋(9〜10月)が適期です。長さ60cmの標準プランターで2株、単植なら6号(直径18cm)鉢に1株を目安にし、深さ15cm以上の容器を選びます。

収穫

草丈20cm・葉が10枚以上になった頃から収穫でき、旬は5〜10月です。朝のうちに茎の上部3分の1ほどを切ると、わき芽が伸びて次々と収穫できます。

日当たり

日なたから半日陰まで幅広く育ち、午前中に2〜3時間ほど日が当たれば十分です。生育適温は15〜25℃で、真夏は西日や強い直射を避けると葉が傷みにくくなります。

水やり

乾燥に弱いので、土の表面が乾いたらたっぷり与え、特に夏場の水切れに注意します。ただし過湿は病気の原因になるため、受け皿に水を溜めないようにします。

肥料

植え付け時に元肥を土に混ぜ、生育期の春〜秋は月1回程度の追肥や液肥で葉色を保ちます。肥料が多すぎると香りが弱まるので控えめが基本です。

出やすい病害虫

ハダニ:乾燥した葉裏に発生するので葉水で予防し、見つけたら早めに洗い流すか被害葉を除く アブラムシ:新芽に付きやすいので見つけ次第取り除き、風通しよく育てて発生を抑える うどんこ病:白い粉状のカビが出たら患部を除去し、水のやりすぎを避け風通しを確保する サビ病:葉裏に橙色の斑点が出たら被害葉を処分し、密植を避けて多湿を防ぐ

連作

シソ科のハーブで、地下茎で旺盛に広がるため地植えより単独のプランター栽培が安全です。同じ土での連作は数年で株が老化しやすいので、植え替えや株分けで更新します。

品種

ペパーミント、スペアミント、香りの穏やかなアップルミントなどがあり、料理やお茶に幅広く使うならスペアミント系が扱いやすいです。

育て方のコツ

繁殖力が非常に強く庭に地植えすると増えすぎるため、鉢やプランターでの単独栽培が鉄則です。伸びすぎたら切り戻すと蒸れを防ぎ、やわらかい新芽が繰り返し収穫できます。

資料

農研機構NARO・都道府県の栽培情報および園芸の一般的知見を基に整理

解説動画

視聴済み

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☘91: How to Grow Mint | Which is Better: Potted or Ground? Learn about daily care, pruning, and h...

概要

ミント栽培のよくある質問にQ&A形式で答える動画。ミントは世界各地で古くから親しまれるハーブで、葉を料理や飲料の風味づけに使うほか、抽出した精油は医薬品や害虫駆除にも利用される。園芸店で見かけるペパーミント、スペアミント、ブラックミントなどは、いずれも初心者でも簡単に育てられる。

鉢植えと地植えの選び方

苗の植え付けは春か秋に行い、鉢植え・地植えのどちらでも栽培できる。ただし生育が旺盛で、地植えにすると地下茎(ランナー)を伸ばして他の植物の生育を妨げるため注意が必要。

1〜2年を目安に株分けやランナーの整理を行う。雑草が入りにくいグランドカバーとして広げたい場合は地植えが向く。根の生育も早く寄せ植えには不向きなので、他の植物と一緒に管理したい場合はミントだけを鉢に植えて寄せ鉢にするとよい。

水やりと肥料

土質を選ばない丈夫なハーブだが乾燥をやや苦手とするので、水もちのよい土を使い、土の表面が乾いたらたっぷり与える。真夏は水切れに注意し、朝夕2回に分けて水やりする。

生育は旺盛だが肥料が全くないと生育が遅れるため、生育期間中は2〜3ヶ月に1回、緩効性の野菜用肥料を追肥する。切り戻しや収穫の後には、即効性の液体肥料(ハイポネックス原液)が向く。

剪定と収穫

開花にはエネルギーを多く使うため、剪定は花が咲く前に草丈の3分の1ほどを切る。開花期でなくても伸びすぎたら定期的に剪定し、葉が混み合って通気性が悪くなり株が蒸れないようにする。

春から秋にかけて新芽が次々出て、剪定後しばらくすると分枝した部分から新しい芽が伸びる。草丈20〜30cmになったら収穫でき、収穫時は枝先から10〜15cmの位置を切る。

基本情報

置き場所は日当たりのよい場所でも半日陰でも育つが、真夏の乾燥しすぎに注意。肥料は切り戻しや収穫後に即効性の液体肥料を与える。病害虫には強いが、アブラムシの被害に遭うことがある。

出典: ハイポネックス ジャパン(YouTube)で動画を見る ▶