パズル・数独

頭を使う

解けた瞬間の、頭の中がすっと通る感じ

どんな趣味?

与えられた条件だけを手掛かりに、矛盾なく埋まる唯一の答えを探します。数独のほかに線を引くもの、塗って絵を浮かび上がらせるものと種類が多く、予備知識はいっさい要らず、必要なのは手順の見つけ方だけです。行き詰まって置いておくと、翌日は一手で解けることもあります。一問五分から三十分で完結するのが最大の利点です。

始めるのに要るもの

パズル誌が一冊500〜900円、問題集で1千円前後。無料アプリでも数千問が遊べますので、実質0円で始まります。要るのは鉛筆と消しゴムくらいで、紙で解くなら消しやすい筆記具と薄い方眼があると楽です。難易度が細かく段階分けされた本を選ぶと、途中で投げずに済みます。

最初の一歩

今週末はコンビニか書店でパズル誌を一冊買い、いちばんやさしい級から順に解いてください。解けないときに答えを見るのはまったく問題なく、解けた人の手順をなぞるのが最短の上達法です。鞄に一冊入れておけば、待ち時間や移動時間がそのままこの趣味の時間になります。

続けるとどうなるか

数十問解くと、個々の問題ではなく繰り返し現れる「型」が見えてくる段階に入ります。ここから難問級が解けるようになり、時間を縮める競技的な楽しみ方や、自分で問題を作る側へ回る道が開けます。海外にも愛好家が多く、オンラインの記録会や大会もあります。解いた数と時間を記録をつけると、伸びが目に見えます。

向き不向き・注意

達成感が小さく単調で、人によっては数週間で飽きます。作品も記録も外に残りにくく、人に見せて楽しむ性質はほとんどありません。長時間続けると目と首に負担が来ますし、アプリ版には広告や課金への誘導が多いものもあります。難問に固執して夜更かしする失敗も起きがちです。上達しても生活が変わるわけではない、と割り切れる人向きです。

解説動画: 2マスに入る数字を先に絞る、ナンプレ上級の手筋/パズル学博士「東田大志」

概要: 初級と中級の考え方だけでは解けない問題を例に、上級の手筋を一つだけ紹介する回。自作の最高難度クラスの問題を実際に解きながら、どこに目をつけると何が確定するのかを順に見せている。この一つを覚えれば99.5%のナンプレは解けるようになると話している。

手筋: あるブロックの中で4が入りうるマスを調べると2箇所に絞られ、8を調べても同じ2箇所だった。ここでその2マスには4と8しか入らないと決まるので、他の数字はそこに置けない。すると同じブロックで2の入る場所が一つに確定し、そこから連鎖して次々に数字が決まっていく。

応用: 同じ考え方は中級の手筋と組み合わさった形でも現れる。別の場所では4と6がそれぞれ同じ2マスに絞られ、そこから5の位置が決まった。この組み合わせ型は見つけるのが難しいと断ったうえで、2マスが4と8だと分かった時点で数字をメモしておくと後で効くと勧めている。

呼び名: この解き方には予約、二国同盟などいくつかの呼び名があると紹介している。新聞の最高難度の問題が解けずに教室へ持ち込まれた人も、この手筋を教えるとその場で解けるようになったという話を挙げ、上級問題で手が止まる場面の多くはこの形だとしている。