ボードゲーム
頭を使う
同じ卓を囲んだ人と、話が生まれる
どんな趣味?
盤やカードを使って、数人で同じ卓を囲みます。毎年世界中で何百という新作が出るジャンルで、正体を隠して疑い合うもの、交渉するもの、街を作るもの、全員で協力して勝つものまであり、十五分で終わる軽いものから三時間級まで選べます。勝敗より、相手の考えが読めた瞬間や卓に笑いが起きる瞬間が中心にある遊びです。
始めるのに要るもの
定番の入門タイトルは一つ3千〜5千円で、これを一つ買えば始められます。買う前に試すなら、ボードゲームカフェが一時間500〜800円、三時間で2千円前後の時間制で、数百タイトルの棚から人数に合うものを店員が選んでくれます。先に遊んでから買うほうが、家の棚で死蔵する箱を確実に減らせます。
最初の一歩
今週末は近所か沿線のボードゲームカフェへ、誰かを誘って行ってみてください。「初めてなので三十分くらいで終わるものを」と伝えれば、選定もルール説明もしてもらえます。ひとりで行ける相席のオープン会を設けている店もあります。目的は勝つことではなく、気に入った一つを覚えて帰ることです。
続けるとどうなるか
何度か遊ぶと、自分が好きなのは考え込む重いゲームか、わいわい騒ぐ軽いゲームかが分かってきます。そこから収集が始まり、やがて人を集めて場を回す側へ行く人が多く、自分の家が人の集まる場所になるのがこの趣味の面白い着地点です。大きな即売会に出かける、自分で作って出展する、という道もあります。
向き不向き・注意
人が集まらないと箱が開きません。四人用を買ったのに二人しか集まらない、という詰まり方が最も多い失敗です。箱がかさばり、二十タイトルも買えば棚が一つ埋まりますので、置き場所を先に決めるほうが後で楽です。ルール説明を毎回引き受ける役は負担が大きく、そこで疲れて離れる人もいます。長いタイトルは家族の予定とも衝突します。
解説動画: 初心者と遊べるボードゲーム3本を面白さの理由込みで/アナログゲームアドバイザー 大ちゃん
概要: これからボードゲームを始める人に向けて、自分の好きな3本を、どこが面白いかという理由込みで紹介している。細かい遊び方の説明は省き、ルールの簡単さ、経験差が出にくいこと、遊べる人数の幅という、初心者と同じ卓を囲むときに効いてくる観点から、それぞれの推しどころを語る構成になっている。
1本目: サイコロの運、お金のやり取り、絨毯を置いていく陣取り、駒を進める戦略と、ボードゲームの良さが一通り詰まっている作品。それでいてルールは単純で、経験者と初心者が同じ卓でも実力差が出にくい。序盤は逃げ道があるのに終盤は踏まずに済む場所がなくなり、誰がやっても必ず手に汗握る山場が来るのが推しどころだという。
2本目: 自分の役職を隠して話し合う正体隠匿系。この手のゲームは苦手な人が多いが、正体がばれても脱落せず最後まで楽しく続けられる点と、聞ける質問の型が決まっていてやり取りが軽い点を評価している。言葉選びが上手でなくても遊べるので入門に向き、2人から8人まで対応するので大人数のときにも使えるという。
3本目: 数字の書かれたタイルだけを使う作品。自分の手番でタイルを引き、手元の並びに入れて小さい順から大きい順へそろえていき、先に完成させた人が勝ちという明快なゴールになっている。引く瞬間の楽しさが醍醐味で、連番になるともう一度手番が回る仕組みもある。どこに入れるかで戦略も要り、数字が分かり始めた子どもとも遊べるとしている。