チェス

頭を使う

世界中の誰とでも、同じルールで戦える

どんな趣味?

八マス四方の盤で駒を進め、相手のキングを詰ませます。取った駒は再び使えないので盤上の戦力は減る一方で、序盤の小さな損が終盤まで響きます。序盤は型、中盤は駒の働きの比べ合い、終盤は数個の駒だけで詰みまで読み切る技術の世界です。世界共通のルールなので、オンラインなら深夜でも地球の裏側の相手と数分で対局が始まります。

始めるのに要るもの

プラスチックの盤駒セットが2千〜4千円、大会規格のものでも5千円台からあります。ただ入口は無料のオンラインのチェスサイトで足ります。三分や十分の対局が無料で無制限に指せて、終わると自動で解析まで出ます。日本語の入門書が1千5百円前後。物より先に、駒の動きとチェックとメイトの形を覚えてください。

最初の一歩

今週末は無料のチェスサイトに登録し、初期のレーティングのまま十分の対局を五局。負けた局は自動解析にかけて、悪手と指摘された手だけを見直します。対面で指したくなったら、都市部のチェスクラブやボードゲームカフェが月に何度か例会を開いていて、初参加でも盤を貸してもらえることが多いです。

続けるとどうなるか

レーティングという数字の物差しがあるので、伸びも停滞もはっきり見えます。半年で開幕の型を二つ三つ持ち、終盤の基本形を覚えると、勝ち方が「なんとなく」から「この形に持ち込めば勝てる」に変わります。国内外の大会やオンラインの大会に出る人もいて、言葉が通じなくても盤の上では対等でいられます。

向き不向き・注意

数字が出るぶん、レーティングの上下に一喜一憂して疲れる人がいます。負けが込んだときに自尊心が削られる感覚は、他の趣味より強めです。日本では競技人口が将棋ほど多くなく、近所で対面の相手を探すのは簡単ではありません。オンライン中心になると際限なく指してしまい、睡眠を削る形で生活が崩れるのもよくある失敗です。

解説動画: 盤の置き方から駒の動き、キャスリングまでのチェス入門/ブライトサイド | Bright Side Japan

概要: 盤の置き方とマスの呼び方から始めて、駒それぞれの動き、チェックとチェックメイト、キャスリングやステイルメイトといった特別なルール、古くからある序盤の定跡、試合の三つの段階までを通しで扱っている。友人を誘って一局指せるようになるところまでが狙いで、駒を取るとは何かといった前提から順に押さえていく。

盤と記録: 盤は64マスで、座ったときに黒いマスが左下にくるように置く。縦の列にaからhの文字、横の段に1から8の数字が割り振られていて、これは棋譜を記録するための記号だと説明している。記録が残っていれば後から見返してミスを復習できるという。駒は両陣営合わせて32個で、白から指し始める。

駒の動き: ポーンは唯一後ろに戻れない駒で、前に一つ、初期位置からは二つ進み、取るときだけ斜め前へ動く。一番奥まで到達するとキング以外の駒に変身できる。ルークは縦横、ビショップは斜めに好きなだけ進み、ナイトはL字に跳んで味方も相手も飛び越えられる。クイーンは両者を合わせた動きで最強だが、その分狙われやすいと注意している。

チェックとメイト: 相手の駒が次の一手でキングを取れる位置に来た状態がチェックで、対応はその駒を取る・安全なマスへ逃げる・間に自分の駒を置いて防ぐの三つに限られる。どれもできなければチェックメイトで終局。チェックされていないのに動ける手が一つもないとステイルメイトになり引き分けなので、勝ち切る側は気をつける必要がある。

特別な手と試合の流れ: 序盤に取れる守りとしてキャスリングを挙げ、キングとルークの間が空いていること、どちらもまだ一度も動いていないこと、通るマスが相手に狙われていないことが条件だと説明する。定跡としては中央を押さえる最古の形を紹介し、試合はオープニング、駒を取り合う中盤、キングが動き回る終盤の三段階で進むとまとめている。