輪切りと半月切り
切る
輪切りと半月切りは、筒状の野菜を丸いまま切るか、半分にして切る切り方です。太さのある野菜を、料理や器の大きさに応じて選び分けます。
使いどころ
大根、にんじん、きゅうり、れんこんなど太さのある筒状の野菜に使う切り方です。輪切りは断面の丸い形を生かしたい煮物に、半月切りは食べやすい大きさにしたい炒め物に向いています。同じ食材でも、煮込む時間や器の大きさに合わせて使い分けます。厚みを変えれば、同じ切り方でも歯ごたえの印象が大きく変わる点も覚えておくとよいとされています。いちょう切りやさいの目切りも、この二つの切り方をさらに分けた発展形として位置づけられます。
やり方
輪切りは食材を切り口に対して直角に、包丁を垂直に下ろすだけの単純な切り方です。半月切りは、まず食材を縦半分に切ってから切り口を下にして安定させ、端から一定の厚みで切っていきます。太さのある大根などは、縦半分よりさらに縦4等分にしてから切るいちょう切りという派生もあります。厚みを変えたいときは、最初の一枚で狙いの厚みを決めると全体が揃いやすくなります。皮つきのまま使うか、皮をむいてから切るかも、料理の見た目に応じて選び分けます。
コツ・注意
輪切りは厚みを、半月切りは厚みと大きさの両方をそろえることが仕上がりを左右します。厚みが不揃いだと薄い部分だけ煮崩れます。断面が丸いか半月かで、口当たりの印象も変わります。汁物には輪切り、炒め物には半月切りを選ぶ人が多いのは、この扱いやすさの違いによるもので、器や一口の大きさに合わせて選ぶと食べやすさが安定します。盛り付けるときに向きをそろえておくと、仕上がりの印象がまとまります。