小口切り
切る
小口切りは、ねぎやオクラのような細い筒状の野菜を端から薄く刻む切り方です。香りや彩りを添える薬味に仕上げます。
使いどころ
ねぎ、オクラ、きゅうりなど細く筒状の食材を、端から薄い輪切りにする切り方です。香りや彩りを添える薬味として使うことが多く、加熱調理よりも仕上げに使う場面が目立ちます。太い食材を切る輪切りとの違いは食材の太さそのものにあり、細い筒状のものを刻むときにこの名で呼びます。薬味として散らすほか、汁物の具として加えることもあり、切り口が細かいぶん火も通りやすくなります。刻んだものをそのまま冷凍保存しておく人も多く、常備しておくと便利な薬味とされています。
やり方
食材を横に寝かせ、端から一定の厚みで切ります。細い食材は指を丸めて刃から離します。料理人設楽の料理道場(YouTube)は、刃を下に押し込むのではなく、刃先を前へ動かすように切ると、繊維が裂けずきれいな切り口になると説明しています。小ねぎをまとめて切るときは、布巾をかぶせて広がりを抑えると厚みが揃うといいます。厚みは1〜3mm程度が目安で、薬味は薄く、具材はやや厚めにします。
コツ・注意
日本調理科学会の学会要旨(由良亮ほか、2017)は、包丁にセンサーを付けたきゅうりの小口切りの実験で、動きが15Hz未満に集まり、人によって違いが出たと報告しています。料理人設楽の料理道場(YouTube)は、刃を押し出すように切ると断面がきれいになり、水にさらさなくても薬味に使えると話し、辛みが気になれば軽く水にさらして絞ると勧めています。
出典
- 論文 由良亮・浜野純・萩原勇人・楠瀬千春(日本調理科学会大会研究発表要旨集)(2017) 6軸モーションセンサーによる包丁操作の記録
- 動画 料理人設楽の料理道場 【プロ直伝】 和食包丁の基本 長ネギの小口切り
- 動画 料理人設楽の料理道場 【プロ直伝】 万能ネギの切り方(小葱の切り方)