to

超頻出

toは、go と同じo の並びを持ちながら、開音節の規則から外れて/uː/と伸ばして読む語です。who やdoにも同じ現象が起きるため、oの仲間の中でもとりわけ例外の目立つグループを作っています。強形は/tuː/ですが、文の中で動詞の前に置かれるときはほとんど弱形になり、/tə/まで縮むのが普通です。

なぜ規則外?

CV(子音+母音)の開音節では、母音字がアルファベットの名前どおりに読まれるという規則があります。go や so ならこの規則どおりに /oʊ/ になりますが、to は同じ並びを持ちながら/uː/ になります。who や do にも同じ現象が起きるため、o の仲間の中でもとりわけ例外の目立つグループを作っています。歴史的には中英語期に長母音の音価が大きく動いた影響とされ、綴りだけが古い発音を残した語のひとつです。似た綴りの toe(つま先)は逆に規則どおり /toʊ/ になるため、to と toe を並べて比べると違いがはっきりします。

読み方

強形は /tuː/ で「トゥー」。文の中で動詞の前に置かれるときはほとんど弱形になり、/tə/ まで縮むのが普通です。母音の前では /tʊ/ に近づくこともあります。two や too と同じ母音を持つ語なので、twoと発音をそろえて覚えると効率がいいところです。強形と弱形の差が大きい語なので、文の速さで音が変わることを意識すると聞き取りやすくなります。

使われ方

前置詞・不定詞の目印として非常に高い頻度で使われます。want to や have to のように、前の語と結びついて弱形化するのは弱形(機能語が弱くなる)と同じ現象です。文頭に来るときや、対比して強調するときだけ、強形の /tuː/ に戻ります。前置詞としての to(go to school)と、不定詞の目印としての to(to eat)は、同じ綴り・同じ発音でも文法上の働きが違います。会話では前後の語との融合が進み、単独の音としてはほとんど残りません。