サイトワード図鑑

the(超頻出)

theは、thが/ð/で規則どおりに読める一方、eの読み方が規則から外れ、次に来る音によって/ðə/(ザ)と/ði/(ジ)を切り替える、この語だけの決まりを持つ語です。the bookはザ、the appleはジで、the hourはhを読まないのでジになります。Peter Norvigの集計によると…

a / an(超頻出)

a・anは、aを単独で読めば「エイ」ですが、文中の冠詞としては/ə/(シュワー)になる語です。アルファベットの名前で読んではいけない、という点で規則外です。次の語が母音の音で始まるときはanになり、an hour(hを読まない)、a university(ユで始まる)のように、つづりではなく音で決まります。…

said(動詞)

saidは、aiの規則なら/eɪ/で「セイド」のはずですが、実際は/e/で「セッド」になる語です。sayの過去形なのに母音が変わる、二重に例外的な語で、bedやhead、redやdeadと同じ母音になります。語源辞典Etymonlineによると、現在形と過去形が別々の音の道筋をたどって今の綴りにたどり着いたため…

was(動詞)

wasは、aの基本音(/æ/)でも名前(/eɪ/)でもなく、wのうしろでaが丸まった語です。強く言うときはアメリカ英語で/wʌz/、イギリス英語で/wɒz/になり、文中の通常は弱形の/wəz/になります。研究者Julia Schlüterによると、wのうしろの/a/は17世紀に後ろ寄りの丸い/ɔ/へ変わり…

one(数と量)

oneは、oで始まるのに/w/の音が出てくる語です。語源辞典Etymonlineによると、古英語のānは14世紀ごろイングランド南西部・西部の方言でwを伴って読まれ始め、18世紀ごろに一般化しました。綴りは古いonの形のまま残っています。onceも同じ理屈で/wʌns/(ワンス)になり、wonと同じ発音です。…

two(数と量)

twoは、wが黙字になる語です。語源辞典Etymonlineによると、twoは古英語のtwa(女性・中性形)で、印欧祖語の語根*dwo-(「2」)までさかのぼります。sword(sweord)やanswer(andswaru)にも、古い形のwがつづりに残っています。to(弱形は「タ」)…

come / some(その他)

come・someは、サイレントEの規則ならoが名前を読んで「コウム」になるはずですが、実際は/ʌ/になる語です。語源辞典Etymonlineによると、古英語ではcuman・sumとuで書き、縦線の続く文字の前でuをoに書き換える中英語の書き手の習慣でつづりが変わりました。…

they(超頻出)

theyは、eyが多くの語で/iː/と読む(key, money, honey)のに対し、/eɪ/になる例外の語です。語源辞典Etymonlineによると、theyはもともと古ノルド語のþeirに由来し、1200年ごろに英語へ入って古英語の複数形hi・hieを置き換えました。…

what / who(疑問詞)

what・whoは、whが古英語ではhwの順に書かれ、whatはhwæt、whoはhwaだった語の仲間です。hwの語はwhy・where・whenのようにwが主の語と、who・whoseのようにhが主の語に分かれました。「フー」と読むのはoが続くwho系だけと覚えると整理できます。…

of(超頻出)

ofは、fと書いて/v/と読む、英語でほぼ唯一の語です。off(/ɔːf/)とは別の語に見えますが、もとは同じ「離れて」の意味の語で、弱く読む形がof、強く読む形がoffに分かれました。強く言えば/ʌv/、通常は弱形で/əv/になり、速い会話では/ə/だけになってaのようにしか聞こえません。…

have / has(動詞)

have・hasは、サイレントEの規則なら「ヘイヴ」ですが、実際は/hæv/になる語です。英語は語末をvで終わらせないため、音とは関係なくeを付けています。give, live, love, aboveも同じ理由です。三人称単数のhasでsが/z/に濁るのも、isやwasと同じ…

could / would / should(その他)

could・would・shouldは、lが黙字になる語です。中英語期のwouldとshouldのlはwill・shallの過去形に由来する実際に発音されていた音でしたが、その後発音されなくなりました。一方couldはもともとcanの過去形で、lに対応する音を一度も持たず…

to(超頻出)

toは、go と同じo の並びを持ちながら、開音節の規則から外れて/uː/と伸ばして読む語です。who やdoにも同じ現象が起きるため、oの仲間の中でもとりわけ例外の目立つグループを作っています。強形は/tuː/ですが、文の中で動詞の前に置かれるときはほとんど弱形になり、/tə/まで縮むのが普通です。…

you(超頻出)

youは、ouの綴りが多くの語で/aʊ/と読む(out, sound, house)のに対し、/uː/になり、しかも前に/j/の滑り音が付くという、二重の変化を起こしている語です。同じouで/uː/になる語にはsoupやgroup、youthもありますが、youほど高頻度の語は他にありません。…

is(超頻出)

isは、iは閉音節どおりの短い/ɪ/で規則的ですが、語末のsは/s/ではなく/z/で読む語です。これはwasやhave / hasと同じ、有声音のあとのsが濁るという規則によるもので、is だけの特殊な例外ではありません。ドイツ語のistなど、ゲルマン系の言語に共通する語形とされています。…

are(超頻出)

areは、careやshareが同じa-r-eの並びを/eər/と読むのに対し、同じ並びなのに/ɑːr/になる語です。サイレントEが母音を変えるはずの位置で効いていない、be動詞に特有の例外で、文中ではほとんど弱形の/ər/になります。イギリス英語ではrを発音せず/ɑː/になり…

there(超頻出)

thereは、hereと同じereの並びを持ちながら/eər/になる語です。同じ4文字の終わり方が2つの違う母音を持つという、綴りだけでは判断できない例です。thは/ð/の有声音で、無声の/θ/と混同しないよう注意が要ります。存在文のthere is/areでは弱形になり、軽く「ざ」に近づくのが普通です。…

their / they're(超頻出)

their・they'reは、theirのeiがeightのような/eɪ/にもbelieveのような/iː/にもならず、/eər/という第三の読み方になる語です。they'reはthey areのareが消えて're だけが残る短縮形で、they の音とは別物の1音節に潰れます。there とも同じ音になるため…

here(超頻出)

hereは、thereと同じereの並びを持ちながら/ɪər/になる語です。同じ綴りの終わり方が語によって別の母音になるという、規則から外れる典型例です。動詞のhearとは綴りが違うのに発音が完全に同じ同音異義語で、文脈でしか区別できません。thereとは弱形にならず強く発音される点が対照的です。…

do / does(動詞)

do・doesは、doがtoと同じく開音節の規則が予想する/oʊ/ではなく/uː/になる語です。doesはさらに例外的で、同じoが/ʌ/という別の母音になります。go / goesとは違う崩れ方をたどる語で、三人称単数の-esが付いても母音そのものが変わってしまう点は、ほかの一般動詞には見られない特徴です。…

go / goes(動詞)

go・goesは、goが開音節の規則どおり/oʊ/になる、この規則が正しく働く数少ない高頻度語です。一方でdo / doesやtoは同じoの字を使いながら規則に従いません。goesは母音で終わる語に-esを付ける綴りの決まりによるもので、読み方自体は規則どおりです。過去形wentは形の異なる不規則動詞で…

put(動詞)

putは、閉音節のuが本来cutやbutのように短い/ʌ/になるのに対し、/ʊ/という別の母音になる語です。この読み方はpush・pull・full・bullなど、数の限られた語のまとまりだけに起こります。共通しているのはp・b・f・lのあとにuが来るという並びで、同じ綴りのuでも語によって母音が変わるため…

give(動詞)

giveは、サイレントEの規則ならfiveやdiveのように長い/aɪ/になるはずですが、短い/ɪ/のままになる語です。have / hasやcome・someと同じく、語末をvで終えないためのeで、音を変えるためのeではありません。live(生きる)・live(生の)という動詞・形容詞のペアも…

were(動詞)

wereは、hereやthereと同じereの並びを持ちながら、どちらの母音にもならず/ɜːr/になる語です。herやstirと同じ音で、was とwereは同じbe動詞の過去形なのに母音がまったく違う語形になっています。if I were youのように…

know(動詞)

knowは、kn-のkを発音しない黙字で、howと同じow の綴りがここでは/aʊ/ではなく/oʊ/になる語です。noと発音が完全に同じ同音異義語でもあります。Etymonlineによると、kは古英語・中英語では発音され、およそ100年かけて弱まり1750年までに標準の発音から消えたとされ、綴りだけがその名残です。…

where(疑問詞)

whereは、wh-が多くの疑問詞と同じ/w/と読まれ、-ereの母音がhereではなくthereと同じ/eər/の仲間になる、二重に不規則な語です。wearと発音が同じになり、一部の英語では区別することもありますが、多くの現代英語ではこの区別は失われ、完全な同音異義語として扱われます。…

when / why(疑問詞)

when・whyは、母音自体はhenやmyと同じ規則どおりなのに、wh-の綴りだけが読み方の手がかりにならない語です。例外はwh-のところだけで、綴りの順番はh-wに見えても実際にはwhereと同じく/w/が先に立つ音になります。whenは時を、whyは理由を尋ねる疑問詞で、どちらも疑問文の先頭で強く発音されます。…

how(疑問詞)

howは、owの綴りが/aʊ/になる語で、同じ綴りを持つknowでは/oʊ/になるため、どちらになるかは語ごとに覚えるしかありません。cow・now・townはhowと同じ仲間、snow・grow・slowはknowと同じ仲間です。wh-を持たないため、他の疑問詞とは語頭の綴りの成り立ちが異なる語でもあります。…

three / four(数と量)

three・fourは、threeはthを/θ/、eeを/iː/と読むだけで規則どおりに読める一方、fourのourはhourとは別の音になり綴りはorと同じ響きに落ち着く、例外を含む語です。同じourの並びでもhour・sourではアウアに近い二重母音になり、1つの綴りが少なくとも2通りの音を持つ好例です。…

eight(数と量)

eightは、gとhをどちらも発音せず、eighという4文字がまとめて/eɪ/という1つの母音を表す語です。weigh・sleigh・neighborも同じeighを持ち、まったく同じ音になりますが、同じeighを持つheightだけは仲間はずれで、/aɪ/になります。まとまりで覚えても最後にひとつ例外が残る…

dozen(数と量)

dozenは、oを短い「オ」ではなく/ʌ/で読む語で、come・someや/ʌ/と同じ仲間です。数を表す語なのに数字がひとつも綴りに現れない点も、two やthreeと違う独特なところで、フランス語のdouzaineから入った語で、英語本来の綴りの規則とはもともと成り立ちが異なります。…

many(数と量)

manyは、aを/æ/でも/eɪ/でもなく/ɛ/で読む例外の語です。同じaで始まるand(/ænd/)やman(/mæn/)とは違う読み方で、語源辞典Etymonlineは、manyの発音がanyの影響で変わり、manifoldには元の発音が残ると書いています。anyも同じ崩れ方をするので、まとめて覚えると効率的です。…

any(数と量)

anyは、aを/æ/ではなく/ɛ/で読む語で、manyと同じ例外を共有しています。語頭のaがこの音になる語は英語でもほとんど無く、この2語をまとめて覚えるのが効率的です。反対の立場にあるsomeはこちらは規則どおり/ʌ/で終わる別の理由の例外語で、比べると読み方の違いがはっきりします。…

once / twice(数と量)

once・twiceは、onceがoneと同じくoを/w/の音で読む例外を受け継ぎ、twiceは完全に規則どおりで、i_eの並びが「アイ」を作り、ceも/s/になる語です。似た形で並ぶ2語なのに片方だけが例外という組み合わせで、3回目以降にはこうした専用の語が無いため…

half(数と量)

halfは、lが完全な黙字になる語で、calf・walkと同じ、aの後ろのlが消える語のグループに属しています。さらに母音もアメリカ英語では/hæf/、イギリス英語では/hɑːf/と変わり、この語は二重に例外的です。名詞の複数形halvesではfがvに変わり、さらに綴りが崩れる点にも注意が必要です。…

because(その他)

becauseは、auが/ɔː/という音を作り、語末のseが「ス」ではなく濁った/z/で終わる語です。was やisのようにsが母音に挟まれると濁るという規則も重なっています。このauの響きはauthor・Augustのように少数の語にしか現れず、英語の中でも出現頻度の低い母音の組み合わせです。…

friend(その他)

friendは、ieがbelieveやfieldのように多くの語で/iː/を作るのに対し、/ɛ/になる例外の語です。綴りの見た目に反してbedやheadと同じ母音を持ち、つづりの誤読の代表例としてよく挙がります。似た綴りの他のie語と混同しないよう、この語だけは個別に音を覚える必要があり…

people(その他)

peopleは、eoという、このアプリの母音ペアには出てこない珍しい組み合わせで/iː/になる語です。語末の-pleは-leの読み方どおり「プル」ではなく弱く添える音で終わります。単数形のpersonとは綴りも音もまったく形が違う不規則な複数の語で、単数形のように見えても常に複数扱いで使います。…

again(その他)

againは、aiが本来/eɪ/と読む組み合わせですが、アメリカ英語では規則から外れて/ɛ/に近い音になる語です。イギリス英語や歌・詩の中では規則どおりの読み方になることもあり、2つの読み方が共存します。同じaiを持つagainstもagainと同じ崩れ方をする仲間の語で、片方だけを正解と決めつけないことが大切です。…

only(その他)

onlyは、on(短い「オ」)とlyを足したように見えますが、oは短い音ではなく長い/oʊ/で読む語です。これはonlyがoneと同じ語源を持つためで、oneの長い母音をそのまま引き継いでいます。綴りの見た目だけでは読み方が判断できず、one・once・onlyはまとめて覚えると効率がよい語群です。…

both / other(その他)

both・otherは、bothがclothやmothと同じ形なのに短い母音ではなく長い/oʊ/で読み、otherはoが/ʌ/に崩れたうえthも/ð/になる、似た綴りの2語がそれぞれ別の理由で規則から外れる例です。母音字が同じoでも語によって現れる音がまるで違う好例で、bothのthは声を出さず…

through(その他)

throughは、英語の中でも読み方が語ごとにばらばらな綴りの代表であるoughの一例で、ghが黙字になりouが/uː/になる語です。同じ4文字を持つenoughとはまったく違う音になることで知られています。through とthrewは同じ発音で…

enough(その他)

enoughは、同じoughでもghが黙字にならず/f/の音になり、ouが/ʌ/に近いウになる語です。throughと見た目は同じ4文字なのに読み方は正反対に近いほど違います。tough・rough・coughも同じgh→fの仲間で、-oughの綴りは1つの規則で説明できないのがこの綴りの一番の特徴で…

busy(その他)

busyは、uを短い「ウ」ではなく/ɪ/に近い音で読む、英語でもごく少ない例外の語です。sも濁って/z/になり、/ɪ/と/iː/の混同にも関わる、日本語話者がつまずきやすい語です。名詞形は busyではなくbusinessと綴りが変わり、見た目からは読み方も派生語もまったく予測できない、屈指の不規則な語です。…