said

動詞

saidは、aiの規則なら/eɪ/で「セイド」のはずですが、実際は/e/で「セッド」になる語です。sayの過去形なのに母音が変わる、二重に例外的な語で、bedやhead、redやdeadと同じ母音になります。語源辞典Etymonlineによると、現在形と過去形が別々の音の道筋をたどって今の綴りにたどり着いたため、母音がそろっていません。

なぜ規則外?

ai の規則なら /eɪ/ で「セイド」のはずですが、実際は/e/ で「セッド」です。say の過去形なのに母音が変わる、二重に例外的な語です。この e は say に規則的に -ed を足してできた形ではありません。語源辞典 Etymonline によると、「言う」を表す古英語の動詞 secgan は、現在形が中英語の seien を経て say になった一方、過去形は同じ secgan の活用形 segde から直接 said へと続いてきました。現在形と過去形が別々の音の道筋をたどって今の綴りにたどり着いたため、母音がそろっていないのです。

読み方

/sed/ ——「セッド」。bed や head、red や dead と同じ母音です。

使われ方

会話文の引用で毎回出てくる、英語で最も頻度の高い動詞のひとつです。says も同じく /sez/(セズ)で規則から外れます。アメリカの教育チャンネル Jack Hartmann Kids Music Channel の反復練習動画でも、said はフォニックスの規則で音を組み立てる語としてではなく、見た瞬間に読み方を覚える「サイトワード」として教材化されています。

出典

  1. 資料・英語 Etymonline(Douglas Harper) said
  2. 資料・英語 Etymonline(Douglas Harper) say
  3. 動画・英語 Jack Hartmann Kids Music Channel Jan Richardson Sight Words | Level C | Said | Jack Hartmann

解説動画: says と said だけ red と同じ母音になる/Espresso English

形が変わると音が変わる: とてもよく使う動詞 say を、形ごとに並べて発音を確かめる内容。say と saying は way や stay と同じ「エイ」の音で、ここは読み方に驚きがない。ところがsays と said だけは母音が変わり、つづりから予想する「セイズ」「セイド」にはならないと、対で聞かせている。

says と said は red の母音: says と said の母音は red と同じ「エ」。set や let と同じ音だと言い直しながら、say → says → said と続けて言い比べ、違いが聞き取れるかを問いかけている。「セイ」を残して「セイズ」「セイド」と伸ばすのは誤りという点を、何度も言い直して直させる。

練習の形: 見て聞くだけでなく、後に続けて声に出すのが発音のいちばんの練習だという方針で進む。she always says that practice makes perfect、we said goodbye before we left、sorry I couldn't hear what you said と例文を並べ、最後にもう一度 say・says・said を続けて言わせて締めくくる。