have / has
動詞
語末の v は、e を連れてくる
なぜ規則外?
サイレントE の規則なら「ヘイヴ」ですが、実際は/hæv/ です。英語は語末を v で終わらせないため、音とは関係なく e を付けます。give, live, love, above も同じ理由です。
読み方
/hæv/ ——「ハヴ」。cat と同じ母音です。has は /hæz/。
使われ方
助動詞として使うときは弱形になり、I have → アイヴ、has been → ァズビンのようにほとんど消えます。完了形が聞き取りにくいのはこれが理由です。
解説動画: have の2種類——完了形の have は音が消える/Yumi's English Boot Camp
have は2種類ある: 「〜を持っている」の動詞の haveと、完了形をつくる助動詞の haveを別物として切り分けている。動詞の have は文の意味を担う内容語なので、はっきりストレスを乗せて発音する。対して have+過去分詞の have は後ろの動詞を助けるだけの機能語で、ここにストレスを乗せると英語として不自然になる。
助動詞の have は消える: 機能語なので音の脱落が起き、I have は「アイヴ」のように縮む。has は 's の音が残るので気づけるが、have は h ごと落ちてほとんど聞こえない。言っていないように感じるだけで実際は言っている、という点を強調している。have の音を探しながら聞くと、完了形が丸ごと聞き取れなくなる。
どこを強く読むか: How many times have you seen it? を例に、メインの動詞 seen にストレスを置き、have は軽く流すと実演している。have を「ハブ」と強く読むと文のリズムが狂う——英語はリズムの言語で、内容語として使われているか機能語かで、同じ単語でも音が変わるという立場。
could have も同じ: 仮定法の could have / would have も、「クド・ハブ」と切って読まず、have の h が落ちてひとつながりになる。It could have been worse(もっと悪かったかもしれない=不幸中の幸い)では could have been がひとかたまりになり、worse だけがはっきり残る。完了形の文を自分で音読して慣れるよう勧めている。