what / who

疑問詞

what・whoは、whが古英語ではhwの順に書かれ、whatはhwæt、whoはhwaだった語の仲間です。hwの語はwhy・where・whenのようにwが主の語と、who・whoseのようにhが主の語に分かれました。「フー」と読むのはoが続くwho系だけと覚えると整理できます。

なぜ規則外?

wh は古英語では hw の順に書かれ、what は hwæt、who は hwa でした(Etymonline)。Grammarphobia によると、今の wh の順が定期的に出る最初の例は12世紀の Ormulum です。hw の語は why・where・when のように w が主の語と、who・whose のように h が主の語に分かれました。

読み方

what /wʌt/、when /wen/、where /weər/、why /waɪ/ は w 。who /huː/、whose /huːz/、whom /huːm/ は h 。whole も /h/ ですが、Etymonline によると古英語では hal で、wh- のつづりは15世紀の初めに付きました。

使われ方

「フー」と読むのは o が続く who 系だけと覚えると整理できます。Kate Burridge の本を引く Grammarphobia によると、hw から w への変化は、早くも中世に南イングランドで始まりました。エディンバラの女性18人の音響分析(Markl, 2023)では、wh の摩擦のある読みは中流階級の改まった話し方に多く、労働者階級では摩擦のない読みが好まれました。

出典

  1. 資料・英語 Etymonline(Douglas Harper) who
  2. 資料・英語 Etymonline(Douglas Harper) what
  3. 資料・英語 Etymonline(Douglas Harper) whole
  4. 資料・英語 Patricia T. O'Conner・Stewart Kellerman(Grammarphobia)(2019) A hwale of a story
  5. 資料・英語 Patricia T. O'Conner・Stewart Kellerman(Grammarphobia)(2011) Hwat’s up with what?
  6. 論文・英語 Nina Markl(Language Variation and Change 誌)(2023) “I can’t see myself ever living any[w]ere else”: Variation in (HW) in Edinburgh English

解説動画: wh は「ホ」を入れない、who だけ h で読む/『あいうえおフォニックス』英語発音

wh に「ホ」を入れない: white を「ホワイト」と読む人が多いが、英語では h の音を入れず、w だけで「ワイト」と読むと指摘している。what も同じで、wh を「フォ」と発音する人が多いが、ネイティブには気持ち悪く聞こえるという。日本語では歯磨き粉などで「ホワイト」が定着しているが、英語は別、という対比で説明している。

who だけ逆: 同じ wh で始まるのに、who は反対に h の音で「フー」と読む。whose も同じ読み方の仲間として並べている。wh のほとんどは w だけで読み、who と whose はその逆という形で、二つを対にして見せている。

練習の形: what のほかに when, where, which などもまとめて w の音として並べている。後半は wh の語を含む短い文が次々に出てきて、読み上げに続けて声に出す練習になる。日本の小学校に体験入学しながら、日本語話者がよく間違える発音として wh を取り上げる構成。