サウナ

整える

暑さと冷たさの落差が、頭を空にする

どんな趣味?

90度前後の部屋で数分から十分ほど汗をかき、水風呂に入り、外気にあたって休む。これを二、三回繰り返します。熱い最中は時計と自分の心拍しか感じられず、休憩に入った瞬間に体の輪郭がぼやけるような感覚が来ます。風呂に入ること自体が目的ではなく、この落差を作りに行く一回一時間ほどの時間です。

始めるのに要るもの

街の銭湯なら入浴料とサウナ代で千円前後、専用施設は2千〜3千円が目安です。タオルは館内で借りられ、道具は基本的に要りません。長くいたければ頭を熱から守る帽子が2千円前後でありますが、最初は手ぶらで一度行ってみるので十分です。回数券や会員券を出す施設もありますが、通う頻度が決まるまでは都度払いのほうが無駄になりません。

最初の一歩

今週末は、近所の銭湯か日帰り温浴施設へ、開店直後の時間を狙って行きます。空いている時間のほうが座る場所を選べて楽です。最初は5分で出て、水風呂は足からかけるくらいにして、休憩の椅子で目を閉じてみてください。一回目は二セットで十分です。温泉めぐりと同じ施設で両方できることもよくあります。

続けるとどうなるか

通ううちに、自分に合う温度と入る長さ、水風呂の秒数が決まってきて、寝つきや気持ちの切り替えの早さに効いていることが分かります。同じ90度でも湿度が違えば別物だと分かってくると、施設ごとの熱の質や休憩スペースを選ぶ楽しみが増えます。遠出や会員契約に進むと月1万円前後まで伸びるので、1回あたりの単価で考えると歯止めになります。

向き不向き・注意

熱と冷水は体に負担をかけます。飲酒後や体調の悪い日は避け、高血圧や心臓の持病がある方は事前に医師へ相談してください。長く我慢するほど良いという競争は危険で、立ちくらみや脱水による事故が起きています。施設ごとに入れ墨の可否や撮影禁止などの決まりがあり、確認が要ります。整うことを求めて毎日通い、睡眠時間を削ると本末転倒です。

解説動画: サウナ・水風呂・外気浴を1セットで回す入り方/フェルミ漫画大学

概要: 医師が書いたサウナ本を対話形式で解説し、サウナ→水風呂→外気浴を1セットとする入り方と、その順番に意味がある理由をまとめている。温度、座る位置、時間、セット数の目安まで具体的に踏み込み、集中力を上げるための手段としてサウナを扱う切り口で通している。

効果: 高温のサウナでは強制的に思考が止まり、そのあと水風呂で血流が増えて頭がすっきりすると説明する。実測で決断力と集中力が上がったという結果、週4〜7回入る人は精神疾患が77%減ったという報告、睡眠の改善を感じた人が75%という数字を挙げ、疲労回復や肌への効果にも触れる。

手順: 座るのは最上段、できればヒーターの正面。熱は上にたまり1段で約10度違うためで、姿勢はあぐらか体育座りにして体の上下で温度差を作らない。目安はサウナ5分・水風呂1分・外気浴5〜10分。脈が測れるなら平常時の2倍で出る。活動したいなら1〜2セット、リラックスしたいなら3〜4セット。

注意: いきなり水風呂に入ると失神などを起こす恐れがあるため、水シャワーで慣らしてから入り、息を止めず大きく吐きながら浸かる。1セットの途中で風呂に入らない、水風呂から外気浴までは間を空けない。1セットで500〜1000mlの水分が失われるので、終わるたびに補給する。