パプリカ
スパイス・ハーブ
パプリカは、鮮やかな赤色を生かして料理の彩りづけに使われるスパイスです。辛みのない唐辛子の仲間を乾燥させて粉にしたものです。
どんな味?
辛みのない唐辛子の仲間を乾燥させて粉にしたスパイスで、パプリカという野菜そのものとは別物です。鮮やかな赤色が特徴で、料理の彩りづけによく使われます。辛みのあるホットパプリカや、燻製にしたスモークパプリカなど種類も分かれており、同じ「パプリカパウダー」でも風味の幅は広いとされています。ハンガリーではパプリカの粉に細かい等級があり、辛さや色の濃さによって使い分けられているとされています。
使い方
色素が脂に溶けやすいため、油で軽く炒めると色と香りが引き立ちます。高温で長く炒めると焦げて苦みが出やすいので、火を弱めてから加えるか、仕上げ近くで使うのが向いています。彩りだけを目的にするなら、仕上げに振りかけるだけでも十分です。スープや煮込みに使う場合は、油で軽くなじませてから水分を加えると色が全体に回りやすくなります。
合わせ方
玉ねぎやトマトと合わせた煮込み料理によく使われ、ハンガリーのグヤーシュはパプリカの代表的な使い方として知られています。玉ねぎをじっくり炒めた土台に加えると、色と香りがなじみやすくなります。チキンや白身魚など、色の淡い食材の見た目を引き立てる目的でもよく使われます。
保存
光に当たると色が退色しやすいスパイスです。密閉容器に入れて冷暗所で保存するのが基本です。湿気を吸うと固まりやすいため、乾燥剤と一緒に保存するのも一つの方法とされています。開封後は特に劣化が進みやすいので、早めに使い切る量で買うのも一つの工夫です。