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見分け図鑑・カビ

カビ(青・黒・赤・緑)

カビ(青・黒・赤・緑)は、塩分が高く量の大きい食品なら周囲ごと取り除けますが、水分の多い食品は全体を捨てます。

カビ(青・黒・赤・緑)
写真: The original uploader was Maestrosync at English Wikipedia. / Public domain(Wikimedia Commons)

判定

場合による

見分け方

ふわふわと立体的に毛羽立ち、青・緑・黒・赤・オレンジといった色を持ちます。産膜酵母のなめらかな白い膜とは、見た目がはっきり違います。糠床の縁、味噌の表面、パン種の縁に出やすいところです。

危険・注意

カビの種類は見た目では判別できません。食品に生えたカビの中には、加熱しても分解されないカビ毒(マイコトキシン)を作る種があります—— カビ毒は加熱で壊れないことが多いので、火を通して食べる手は使えません(オハイオ州立大学の Extension)。「その部分だけ取れば大丈夫」は、水分の多い食品では成り立ちません。カビの根にあたる菌糸は柔らかい食品の内部まで通り抜ける一方、硬く密な食品では広がりが止まります(同資料)。

対処

分かれ目は、水分の多さと量の大きさです。味噌や糠床のように塩分が高く量の大きいものは、周囲ごと大きくすくえば続けられます(→味噌の表面のカビ・糠床の縁のカビ)。パン、餅、ジャム、柔らかいチーズなど水分の多い食品にカビが出たら、全体を捨ててください。パンなど多孔質の食品は、内部までカビが及びます(ノースカロライナ州立大学の Extension)。広範囲に出ている、繰り返し出る場合も、作り直すのが安全です。

味噌の表面のカビ
味噌の表面のカビ図: オトモシリーズ
糠床の縁のカビ
糠床の縁のカビ図: オトモシリーズ

解説動画

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味噌に生える白カビとその他の見分け方と対処方法│産膜酵母、白カビ、アミノ酸など

白いものは3種類ある

味噌の表面や容器に出る白いものについて、白カビ・産膜酵母・アミノ酸の結晶の3つに分けて見分け方を解説している。「カビが生えた」と思われているものの多くは、実際にはこの3つのどれかだという。

アミノ酸の結晶(心配ない)

大豆や米のたんぱく質が発酵・熟成で分解されてできたアミノ酸が結晶化したもの。出てくる場所は容器の側面で、白い点々が連なって筋のように見える。無味無臭で害はなく、むしろ熟成が順調に進んでいる証拠。チロシンと呼ばれることが多いが、結晶の形はほかにもある。側面は空気にほとんど触れないので、そもそも菌が入る可能性が薄い—— これが場所で判別できる理由。

産膜酵母(表面に出る、害はない)

味噌の表面に出る白いものは、圧倒的に産膜酵母(酵母菌の一種)である可能性が高い。体に害があるものではないが、多く出ると香りが良くなくなるため、取り除いたほうがよい場合もあるとしている。

本物のカビ

可能性は低いものの、白カビの場合もある。空気に触れる表面にしか出ないという点は産膜酵母と同じなので、場所ではなく見た目と香りで判断することになる。

出典: のだみそチャンネル(YouTube)で動画を見る ▶

出典

  1. 公的機関・英語 Snyder A(Ohio State University Extension)(2018) Mold Has Grown on Your Food: What Should You Do?
  2. 公的機関・英語 Syracuse C(NC Cooperative Extension, Brunswick County Center)(2024) Moldy Foods: Use or Pitch

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