二煎目以降の淹れ方

茶を淹れる

二煎目以降の淹れ方は、一煎目と同じ条件のままだと薄くなるため、湯温を上げて時間を短くする調整です。

使いどころ

煎茶や烏龍茶など、茶葉を繰り返し使うお茶全般に関わる考え方です。一煎目で成分の出やすい部分から先に溶け出すため、二煎目以降は残っている成分の種類が変わっていきます。一煎目と同じ淹れ方を繰り返すと、二煎目は薄く感じられることが多いとされており、淹れ方を調整すれば二煎目以降も楽しめます。紅茶のように1回でしっかり浸出させる茶葉は対象外で、茶葉の形が残る日本茶や中国茶で特に意識される考え方です。

淹れ方

一煎目を注ぎ切ったら、急須の蓋を少しずらして蒸気を逃がし、茶葉を蒸れたままにしないようにします。二煎目は湯温を一煎目より高め、時間は短めにするのが基本の調整です。三煎目以降はさらに湯温を上げつつ、香りの変化を見ながら時間を決めます。茶葉の種類ごとに何煎まで楽しめるかが異なり、目安として3〜5煎ほど繰り返せるものが多いとされています。

コツ・注意

一煎目と同じ湯温・同じ時間で淹れ続けると、二煎目以降は味が乗らず薄くなります。最後の一滴まで注ぎ切っておくと、次の一煎の濃さが安定します。茶葉が大きく開ききると、それ以上淹れても味が出にくくなるため、香りが弱くなった時点が飲み終える目安です。急須に湯を残したまま置いておくのは避けます。煎ごとに味の変化を比べてみると、茶葉の個性が分かりやすくなります。