煎茶を淹れる
茶を淹れる
煎茶を淹れるときは、沸かした湯を70〜80℃前後まで冷ますところから始まります。
使いどころ
日常の一杯として。煎茶は、湯温と浸出時間で渋みとうま味の出方が変わります。1899の日本茶インストラクターは、湯温が高いと苦みや渋みが出やすく、低いと抑えられてうま味を感じやすいと説明しています。静岡県は、上茶70℃・並の茶90℃と湯温を分けて案内しています。京都府の事務局は70〜80℃まで冷ますよう案内しています。
淹れ方
沸かした湯を湯呑みに移して冷まします(1899は、器を1つ移すごとに5〜10℃下がると説明)。茶葉と湯の量は資料で幅があり、1人分で京都府の事務局は茶葉5g・湯60cc・70〜80℃・45秒〜1分、静岡県は5人で10g・上茶で湯60ml・70℃・60秒(深蒸しは30秒)です。複数の湯呑みには回し注ぎで濃さをそろえ、最後の一滴まで注ぎます。
コツ・注意
最後の一滴まで注ぎ切ります。1899は、湯が残ると成分が出続けて二煎目に響くと説明しています。二煎目は、京都府の事務局が湯温を少し上げ、待つ時間を短くするよう案内しています。サムライ茶人は、質のよい煎茶なら二煎目も湯温を下げると話します。ボン大学が緑茶17点を調べた研究では、二煎目のEGCGは1煎目とほぼ同じ濃さ(中央値106%)で、テアニンは58%に減りました。
出典
- 公的機関 宇治茶世界文化遺産登録推進プラットフォーム事務局(京都府) お茶のおいしい淹れ方
- 公的機関 静岡県 経済産業部農業局お茶振興課 おいしいお茶の入れ方
- 論文・英語 Zimmermann BF, Drees L(2025) Let's have another cup of green tea!
- 動画 1899 おいしいお茶の入れ方 - 日本茶インストラクターが教える秘訣|1899
- 動画 サムライ茶人 / SAMURAI CHAJIN 【初心者向】美味しい煎茶の淹れ方
解説動画: おいしいお茶の入れ方 - 日本茶インストラクターが教える秘訣|1899/1899
道具と分量: 日本茶インストラクターによる急須の使い方。湯呑み2つ分で茶葉4g(ティースプーン軽い山盛り2杯)。動画では深蒸し煎茶を使っている。
湯温の作り方: 深蒸し煎茶の適温は80℃。湯温が高いと苦みと渋みが出やすく、低いと苦渋が抑えられてうま味を感じやすい。湯は器を1つ移すごとに5〜10℃下がるので、90℃のポットの湯を一度湯呑みに移せば80℃になる。家庭では一度沸騰させてカルキを飛ばしてから使う。
浸出と注ぎ方: 深蒸し煎茶なら30秒。注ぐときは回し注ぎ—— 複数の湯呑みに交互に注いで濃さを揃える。最後の1滴まで注ぎ切る—— 急須に湯が残ると成分が出続けて二煎目に影響するため。
注いだ後の一手: 注ぎ終わると茶葉が注ぎ口側に寄っているので、急須を持ち替えて手のひらで軽くトントンと叩き、茶葉を中央に戻す。蓋は少しずらして置く。二煎目は茶葉が開いているので淹れ方を変える。