烏龍茶を淹れる
茶を淹れる
烏龍茶を淹れるときは、茶葉の発酵の度合いによって湯温も浸出時間も変わります。
使いどころ
烏龍茶は発酵の度合いが茶葉ごとに大きく異なるため、軽い発酵ほど緑茶に近い湯温が向くという幅の広さが特徴です。急須や、より小さな茶器を使って何煎も繰り返し淹れる飲み方が一般的で、1煎ごとに立ち上る香りの変化を楽しむお茶でもあります。茶葉の形が固く丸められているものと、そのまま開いた形のものとで、浸出の進み方も変わってきます。半発酵の度合いは10%前後から80%以上まで銘柄ごとに幅があり、淹れ方の目安もそれに応じて変わります。
淹れ方
茶葉を急須の底が見えなくなる程度まで入れ、熱湯を注いで1煎目は20〜30秒ほどで注ぎ切ります。茶葉が固く丸められている場合は最初の1煎でゆっくりほどけるため、香りが弱く感じても慌てて長く浸けません。香りの開き方を見ながら、2煎目以降は少しずつ時間を延ばします。茶葉が開ききるまでは、この調整を繰り返します。香りを確認したい場合は、注ぐ前に急須の蓋を開けて香りを嗅ぐと、次の煎の時間を決める手がかりになります。
コツ・注意
1煎目から長く浸けると、丸まった茶葉の外側だけが過抽出になり、内側の香りが出る前に渋みが勝ちます。茶葉が開くまでは短時間で何煎も繰り返すのが基本です。茶葉の量に対して急須が大きすぎると、湯量が多くなりすぎて狙った濃さになりません。茶葉のサイズに合った器具を選ぶことも味に影響します。小さな茶器を使うほど湯温が下がりにくく短時間の抽出に向くという違いもあります。