プーアル茶

紅茶・中国茶

プーアル茶は、微生物の力で発酵させて熟成させる、中国雲南省の黒茶です。

どんな味?

中国雲南省で作られる後発酵茶(黒茶)と呼ばれる分類のお茶です。茶葉を自然にゆっくりと長期熟成させる生茶と、人工的に短期間で発酵を進めて仕上げる熟茶の2種類に大きく分かれ、多くは円盤状などに固めた「餅茶」と呼ばれる形で流通しています。固めずにばらの葉のまま流通する「散茶」と呼ばれるタイプもあります。

選び方

熟茶は渋みが少なく、まろやかで土を思わせる独特の香りが出るのが特徴で、作られてすぐの若い状態からでも比較的飲みやすいとされています。一方の生茶は年数を経るごとに味わいが少しずつ変化していくのが楽しみ方の一つで、長く保管することを前提に選ぶお茶でもあります。脂っこい食事と一緒に飲まれることが多いのも、このお茶の特徴の一つです。

向いている淹れ方

淹れる前に、最初の一煎はさっと湯を注いですぐに捨てる「洗茶」という工程を行うのが一般的です。これにより茶葉の表面のほこりを流すとともに、その後の煎が開きやすくなります。その後は熱湯を使い、短めの時間で何煎も淹れることができます。色が濃く出やすいお茶なので、見た目の濃さだけで渋いと判断しないほうがよいとされています。

保存

湿度が高すぎない冷暗所で保管するのが基本です。餅茶は年数をかけて熟成させることを前提にした茶なので、他の茶葉と違って長期保存にも向いており、時間の経過とともに味の変化を確かめる楽しみ方もあります。強いにおいの近くに置くと、茶葉ににおいが移りやすい点は他の茶と同じです。