キーマン
紅茶・中国茶
キーマンは、中国安徽省で作られる紅茶で、蘭を思わせる甘い香りが持ち味です。
どんな味?
中国安徽省祁門県で作られる紅茶で、蘭の花や果実を思わせる甘い香りが「祁門香」と呼ばれ、古くから高く評価されてきました。インドのダージリン、スリランカのウバと並んで世界三大紅茶の一つに数えられることもあります。細く撚られた小さな黒褐色の茶葉が特徴で、見た目からも他の紅茶と区別しやすいお茶です。19世紀に紅茶として作られるようになって以降、ヨーロッパへの主要な輸出品の一つになりました。現在も中国を代表する紅茶として、国内外で高く評価されています。
選び方
渋みが比較的少なく、まろやかで穏やかな味わいのため、単体でストレートに飲むのに向いています。イングリッシュブレックファストと呼ばれるブレンドの原料としてもよく使われており、他の産地の紅茶と合わせることで香りに厚みを加える役割も担っています。単独で飲む場合は、渋みが少ない分、砂糖やミルクを加えなくても飲みやすいとされています。
向いている淹れ方
紅茶を淹れるの要領で、熱湯を使い3分ほど蒸らすのが基本です。渋みの出にくい茶葉なので、蒸らし時間が多少延びても味が大きく崩れにくく、ストレートで香りをそのまま楽しむ淹れ方に適しています。渋みが控えめなので、蒸らし時間を多少延ばしても飲みにくくなりにくいお茶です。
保存
密閉して冷暗所に置くのが基本です。湿気を吸うと独特の香りが早く弱くなるとされているため、開封後は特に湿気対策を意識してください。密閉容器はできるだけ茶葉の量に合った大きさのものを選ぶと、余分な空気に触れにくくなります。