紅茶(アッサム・ダージリン)

紅茶・中国茶

紅茶(アッサム・ダージリン)は、緑茶や烏龍茶と同じ茶葉を、完全に酸化させて作る茶です。

どんな味?

緑茶・烏龍茶・紅茶は、すべて同じチャノキの葉です。違いは酸化の度合いで、緑茶は酸化させず、烏龍茶は途中で止め、紅茶は完全に酸化させたもの。アッサムは標高45〜60mの低地で育つ力強い茶、ダージリンは標高600〜2000mの高地で育ち、「紅茶のシャンパン」と呼ばれる。インドの研究チームは、北・南インドの紅茶を比べ、テアフラビンなどの値はリーフ茶のアッサムが最高、次がダージリンだったと報告しています。

選び方

ダージリンは摘む時期で別物です。味比べ動画 The Taste Test Channel は、ダージリンは3〜11月に4回、アッサムは年2回摘み、アッサムはセカンドフラッシュが上等とされることが多いと説明します。動画の評者は、ダージリンのファーストフラッシュを草や苔のような味と評し、ミルクを足した丸みは、セイロン、アッサム、ダージリンの順だったと話します。

向いている淹れ方

日本紅茶協会は、沸騰した湯で、細かい葉は2分半〜3分、大きい葉は3〜4分蒸らすのが目安で、ミルクティーはやや長めに、と案内しています。1人分はティースプーン1杯(2〜3g)と湯150〜160mlで、ポットとカップは先に温めます。トルコの紅茶2,688杯を淹れ比べた研究では、湯温が水色と成分に強く効く一方、渋みと風味の評価は試した条件で有意な差は出ませんでした。

保存

密閉して冷暗所。香りが移りやすいので、コーヒーやスパイスの近くに置かないでください。

出典

  1. 論文・英語 Khanum H ほか(CSIR-CFTRI)(2017) Quality, antioxidant activity and composition of Indian black teas
  2. 論文・英語 Cho JM ほか(大邱韓医大ほか)(2026) Effects of brewing conditions on the sensory and chemical properties of Turkish black tea and their interrelationships
  3. 公的機関・英語 Tea Board India(インド茶業局) Darjeeling
  4. 公的機関・英語 Tea Board India(インド茶業局) Assam
  5. 資料 日本紅茶協会 紅茶のいれ方
  6. 動画・英語 The Taste Test Channel BLACK TEA TASTE TEST - A SIMPLE GUIDE | WORLD'S BEST TEAS | Darjeeling Ceylon Assam Keemun Lapsang..

解説動画: 【必見!】これを見れば自分の好みに合った紅茶が選べます!【業務用紅茶】/【お茶専門チャンネル】葉楽Tea World

好みから選ぶ: 「どの紅茶がおすすめか」は人によって違うため、好みのタイプから逆に選ぶという組み立てで紹介している。ストレートかミルクティーかで、まず大きく分かれる。

ストレート向け: 爽やかで甘い香りが好きなら、ダージリンのOPタイプ、またはスリランカのヌワラエリヤのOP。落ち着いた、のどごしの良いものが好きならスリランカのキャンディや、インドのニルギリ。渋みが少なく甘い香りが好きなら、中国の祁門(キーマン)紅茶や日本の和紅茶。

等級の見方: OP・BOPといった表記は茶葉の等級(グレード)で、BOPタイプは渋みが出やすい。同じ産地でもこの表記で性格が変わるため、選ぶときの手がかりになる。