インドネシア(マンデリン)
コーヒー生産国
インドネシア(マンデリン)は、スマトラ式という独特の精製方法から生まれる、土や木の根を思わせる濃厚な香りの豆です。
どんな味?
スマトラ島で行われるスマトラ式という独特の精製方法から生まれる豆です。果肉を除いた豆をまだ水分の多い状態で脱穀するため、土や木の根を思わせる濃厚な香りと、とろりとした質感が生まれます。酸味は控えめで、低めの温度でも輪郭が崩れにくい豆だとされています。焙煎後、時間が経っても風味が急に落ちにくいという評判もあります。
選び方
「マンデリン」は品種名ではなく、バタック族の言葉に由来する呼び名で、実際には北スマトラ産の豆全般を指すことが多いとされています。深煎りに耐える豆が多いので、深煎り表示のものは味の見当がつけやすくなります。同じインドネシアでもジャワ島やスラウェシ島の豆は精製方法が異なり、味の傾向も変わります。
向いている淹れ方
深煎りにしてハンドドリップかフレンチプレスで淹れると、コクと質感がしっかり出ます。苦みとコク(ボディ)を楽しむ淹れ方が合い、酸味の明るさを求める淹れ方とは相性がよくないとされています。粗めに挽いて長めに蒸らすと、質感の重さがより伝わりやすくなります。
保存
湿度の高い環境で育つ豆で、水分量がやや多めです。湿気を吸いやすいので密閉と乾燥を意識してください。焙煎日から3週間ほどは風味が保たれやすい傾向があるとされています。長く楽しみたいときは冷凍保存という方法もあり、その場合は小分けにしてから凍らせると品質を保ちやすいとされています。