ブラジル

コーヒー生産国

世界最大の生産国、味の物差し

どんな味?

世界のコーヒー生産量の約3分の1を占める国です。味はナッツやチョコレートを思わせる香ばしさと、穏やかな酸味。突出した個性より、バランスの良さが持ち味です。

選び方

はじめてスペシャルティコーヒーを試すなら、まずここ。癖が少ないので、他の産地を飲んだときの比較の基準になります。ブレンドのベースとしても最も多く使われています。

向いている淹れ方

何で淹れても破綻しにくいのが利点です。ハンドドリップ、フレンチプレス、エスプレッソのいずれでも成立します。中煎りから中深煎りが標準的です。

保存

焙煎日から2〜3週間。比較的、時間が経っても味が崩れにくいので、まとめ買いするならこの手の豆が向きます。

解説動画: 産地別の味比べで、ブラジルはどこに置かれるか/備長炭フルシティロースト

バランス型という位置づけ: 産地ごとの味をざっくり並べていく回で、ブラジルが最初に登場する。バランス型でナッツを感じられるという短い整理で、これから味の違いを感じ取りたい人は、まずブラジルを飲むと分かりやすいと勧めている。生産量が世界一という点も添えている。

他の産地と比べて: 同じバランス型でもコロンビアは深煎りにしすぎなければ、シャープな酸味が少し際立つ。エチオピアやタンザニアは酸味系、インドネシアのマンデリンは苦味と深みのどっしり系という並びで紹介していく。ブラジルはこの並びのバランス型の側にあり、酸味系や苦味系の産地と比べていくときの出発点として最初に置かれている。

等級の見方: ブラジルの豆にも格付けがあり、上位3つはナンバー2・ナンバー3・ナンバー4で、最高等級はナンバー2。1位なのにナンバー2という名前になっているのが面白いところだと話しているが、その理由までは踏み込んでいない。

この回が対象にしている豆: 取り上げているのは100gあたり200円台から400円台の、一般の店で手に入るコーヒー。スペシャルティコーヒーや、農園単位で管理された高い豆は最初から除外していると断っている。ブラジルの説明も、この価格帯の話として聞くのがよい。