インフレーターマット
インフレーターマットは、バルブを開けるだけで膨らむマット。
写真: Pierrelagrange / CC BY 3.0(Wikimedia Commons)道具の特徴
インフレーターマットは、中にウレタンフォームを入れたマットです。バルブを開くと、フォームが空気を吸い込んで膨らみます。中の細胞壁は開いていて、空気が出入りできます。ポンプは使いません。フォームが支えになるので空気だけのエアマットより寝心地がよく、地面からの冷えも遮って暖かくできるのが利点です(Alpkit・アウトドア用品メーカー、利害あり)。クローズドセルマットと比べると、体にかかる圧が広い面に散るので、石や根の凹凸を感じにくいのも特長です。
選び方
厚さは製品で違い、Alpkitの製品は三から七・五センチです。膨らむのは八割から九割ほどで、硬さは息を足して決めます。厚いマットは、空気を入れすぎると硬くなりすぎて、転がり落ちやすくなります。少し柔らかめにしてなじませるのがちょうどよい加減です(Alpkit)。断熱を比べるならR値を見ます。2019年に公表されたASTM F3340-18の測り方なら、メーカーを問わず比べられます(Therm-a-Rest・Cascade Designs傘下のメーカー、利害あり)。
使い方のコツ
到着したらまず広げてバルブを開け、テントを立てているあいだ放っておくと大半まで膨らみます。最後に数回息を吹き込んで好みの硬さに調整し、バルブを閉じます。硬すぎると体が浮いて、かえって寝にくくなるので入れすぎに注意します。
手入れ・注意
撤収はバルブを開けて端から巻き、空気を押し出してからもう一度巻き直すときれいに収まります。保管は巻いたままにせず、バルブを開いて広げた状態が正解です。フォームが膨らんだままのほうが、へたらず長く使えます。
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マットの空気を抜いて小さく畳む手順
概要
適当に畳むと空気が抜けきらず、きれいに小さくまとまらない。投稿者自身も最初は空気が抜けずに苦労したという。空気を押し出しながら、とにかく細く巻くという考え方で、買ったばかりのときに近い太さまで戻す手順を実演している。
バルブは2つとも開ける
使っているマットには、背中側と枕側の2箇所に空気の出入口がある。畳む前に両方のキャップを外し、空気が抜ける状態にしておく。枕のエリアと体全体のエリアは線で層が分かれているので、まずその境目の線の位置で折り返してから作業に入る。
1回目は細く巻いて空気を押し出す
バルブを2箇所とも開けたまま、頭の方からくるくると丸めていく。太く巻かず、できるだけ細く巻くのが要点で、そうすると中の空気がどんどん押し出されていく。かなり抜けたところで体側のバルブだけを閉じ、そこから空気が戻らない状態にしてもう一度広げる。この時点でマットはぺらぺらになっている。
2回目は三つ折りにして巻き直す
広げたマットを、先ほどと同じ境目の線で折ってから三つ折りにする。枕側のバルブは開けたままにして、また頭の方から細く巻いていく。巻いている途中で三つ折りが開いてくることがあるので、寄せるように押さえながら、空気を押し出すように巻く。バルブのところまで来たら残った空気を抜き、最後にバルブを閉じて完了する。
出典
- 動画・英語 Alpkit(アウトドア用品メーカー。利害あり) The Alpkit Guide | How comfortable are Self Inflating Camping Mats?
- 資料・英語 Alpkit(アウトドア用品メーカー。利害あり) How Do Self-Inflating Sleeping Mats Work?
- 資料・英語 Cascade Designs(Therm-a-Rest。マット製造会社、利害あり) How Do Self-Inflating Sleeping Pads Work?
- 資料・英語 Cascade Designs(Therm-a-Rest。マット製造会社、利害あり)(2023) The ASTM R-Value Standard: Rating Sleeping Pad Insulation
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