キャンプ道具図鑑 | オトモネイチャー

インナーシーツは、寝袋を汚さず少しだけ暖かくする内側の一枚。

写真: Patty Ho / CC BY 2.0(Wikimedia Commons)

道具の特徴

寝袋の中に入れて使う袋状のシーツです。汗や皮脂を受け止めて、寝袋本体を洗う回数を減らせるのが一番の役目です。真夏で標高の低いキャンプ場なら寝袋は要らず、このシーツ一枚で寝られます(杉田アウトドアch・YouTube)。寝袋より小さくたためるので、寝袋の代わりに持つ手もあります。逆に、長袖で寝る季節は使うまでもなく、使う時期が限られる道具です。外泊先でベッドが気になるときにも、持っておくと安心です。

選び方

足元まで開くファスナーは珍しく、足元から手足を出して熱くならないようにできます(杉田アウトドアch・YouTube)。ファスナーは大きくて太く、そのぶん少し重くかさばります。引っ張っても勝手に開かないストッパーが付いています。生地は薄くてガサガサした感触で、高級感はないものの、キャンプで使うには十分です。縫製は所々ほつれるところがあり、丁寧な作りとは言えません。動画の品は、広げると横幅90センチ・長さ220センチでした。

使い方のコツ

夏は寝袋と併用せず、このシーツだけをかぶってマットやコットの上で寝ると、背中でマットやコットが汚れる心配が減ります(杉田アウトドアch)。寝袋と組み合わせるときは、寝袋の中に入れて使うのが普通です(杉田アウトドアch)。また、寝袋と重ねると、トイレなどから戻ったときに入りにくく、いったん位置を直す手間がかかります。寝るときはファスナーを閉めて固定すると、軽いシーツがめくれにくくなります。足元から先に入れて、寝袋と入り口の位置を合わせてから体を入れると、夜中にねじれにくくなります。

手入れ・注意

寝袋本体より気軽に洗えるのがこのシーツの利点で、軽くて速く乾くのでこまめに洗えます(杉田アウトドアch・YouTube)。ただ、寝袋と別に洗うぶん洗濯の手間は増えます。新品は化学的な匂いがするので、買ってから最初の一回は洗ってから使うと安心です。同じ動画の使い方では、帰ったら毎回洗濯し、収納するときもぐるぐる丸めれば収納袋にだいたい収まります。湿ったまま寝袋の中に入れないよう、よく乾かしてからしまいます。

インナーシーツ

種類と値段を見られます

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解説動画

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Boony Channel

の解説動画

インナーシーツ2種の比較:暖かいフリースか、さらさらの軽量タイプか

概要

インナーシーツはシュラフの中に重ねて使い、保温性や保湿性を高めるアイテム。宿の寝具に不安があるときにも使える。ここでは以前から使っているフリース素材のものと、夏でも使えるタイプが欲しくて買い足した軽量タイプの2つを、重さ・収納サイズ・寝心地の面で比べている。

フリース素材は暖かいがかさばる

先に使っていたフリース素材のシーツは、夏のキャンプ以外では必ず使うというほど暖かい。重さ541g、収納サイズは30×16×16cmとやや大きめで、畳まないと袋に収まらない。洗濯機で丸洗いでき、チャックが全開になるのでブランケットやひざ掛けにもなる。シュラフと重ねると静電気が起きやすく、夏場にシーツとして使うには暑い

軽くてよく伸びる薄手タイプ

買い足した方は重さ358g、収納サイズ19×9×9cmと小さく、生地はさらさらで伸縮性が高く、ストレスなく動ける。頭側が長く作られており、後頭部が匂いの原因になりやすい点をおさえている。シュラフのシャカシャカした感触が消えて寝心地がよく、寝袋のクリーニング回数も減らせる。畳まずに詰め込むだけで簡単に収納できる。

一晩の実測:シーツだけでは寒い

実際に泊まって試すと、寝始め16度から6時間後には12度まで下がり、薄手タイプ1枚で寝ていたところ寒くて目が覚めた。そこからシュラフも重ねたが、体が冷え切ってしまい、さらに3時間後にはパーカーまで着ることになったという。わずか4度の差でこれだけ冷えるので、インナーシーツだけで夜を越そうとする無理は危険

出典: Boony Channel(YouTube)で動画を見る ▶

出典

  1. 動画 杉田アウトドアch / sugita outdoor channel 【キャンプ寝具】シーツの「インナーシュラフ」を使ってみて・・・。

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