エアマット
エアマットは、小さく畳めて寝心地がいちばんのマット。
写真: W.carter / CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)道具の特徴
エアマットは、空気だけでふくらませるマットです。クローズドセルマットのような発泡マットより寝心地がよく、保温もでき、小さく収納できるのが利点です(MyLifeOutdoors・YouTube・英語)。ただしインフレーターマットと比べると、寝返りのたびにきしみ音が出やすく、格安品では寝返りで底をつくような感触があります(たろーキャンプ・YouTube)。空気だけのエアマットには、手頃な格安品から、登山向けの軽量なハイスペック品まで幅があります。
選び方
選ぶときは、まず断熱の目安になるR値を見ます。マットは寝袋と合わせた保温の半分ほどを担い、ASTM規格で測ったR値3.2は三シーズン向け、1.9は夏向けです(Dan Becker・YouTube・英語、販売店がスポンサー)。冬はR値5以上が目安とされます(タナちゃんねる・YouTube)。幅は、五十センチ前後のレギュラーでは体格のよい男性の腕がはみ出しやすく、六十センチ前後のワイドが寝心地向きです(たろーキャンプ)。ただし収納と重さは増えます。
使い方のコツ
空気の入れ方は、付属のポンプ袋か電動ポンプで膨らませます。登山向けのハイスペックなエアマットは電動ポンプが使えるので、設営と撤収の手間をインフレーターマットと同じくらいにできます。一方、格安エアマットはほとんどの製品で電動ポンプが使えず、足で踏んで膨らませる製品はおよそ六十回踏む必要があります(たろーキャンプ)。電動ポンプを内蔵したエアベッドなら、ボタンを押すと自動で膨らみ、充電すれば何度も使えます(タナちゃんねる・YouTube)。
手入れ・注意
穴が開いたときに備えて、補修テープを一本持っていくのが安心です。ナイロンやダイニーマの生地に使える補修テープなら、パンクで旅が台無しになるのを防げるからです(Dan Becker・YouTube・英語)。格安エアマットは品質や耐久性に不安があり、故障のリスクが特に高くなります(たろーキャンプ)。電動ポンプ内蔵型は空気を完全に抜くのが難しく、収納に手間がかかるという口コミもあります(タナちゃんねる・YouTube)。
解説動画
視聴済み
0/1
の解説動画
マットの3タイプとエアマットの選び方・膨らませ方
概要
キャンプ用のマットをクローズドセル、インフレータブル、エアマットの3種に整理したうえで、空気だけで膨らませるエアマットは収納が小さく軽い代わりに、フォームの入ったタイプほどの寝心地は出ない位置づけだと説明している。動画の主役は車移動を前提にした厚手のインフレータブルマットで、終盤に同じブランドのエアマット2モデルを比べている。
膨らませ方と電動ポンプ
バルブをインフレート側に合わせてある程度は自動で膨らませ、残りは収納袋をポンプ代わりにして空気を送り込む。ただし長く圧縮したまま保管していると自動膨張がほとんど効かず、袋だけで満たすのはかなりの手間になるため、別売りの電動ポンプがあると設営も撤収も一気に楽になると勧めている。ポンプの作動音は大きいので、夜中や早朝に使うのは避ける。
空気の抜き方と畳み方
撤収はバルブをデフレート側にして空気を抜く。ポンプがなければ体重をかけて押し出すことになるが、電動ポンプなら短時間で完全に抜けてぺちゃんこになる。空気が抜けると中央に自然と折り目が出るので、そこで縦半分に折ってから巻いていくときれいに収まる。最後は付属のバンドで留めて収納袋へ入れる。
R値の目安
R値はマットの断熱性を表す数値で、高いほど寒い環境に対応できる。2なら冬を除く3シーズン、4ならオールシーズン、6以上なら厳冬期というのが目安。紹介しているインフレータブルはシングルで6.3、ダブルで5.6と高く、真冬まで通して使える。エアマット側は3シーズン向けがR2.8、通年向けがR5.2と用途で分かれている。
同じブランドのエアマット2種
3シーズン向けのモデルは長さ200cm、幅72cmと大柄な人でも余裕があるが、収納は長さ30cm・直径16cm、重さ1.3kgとやや大きく、車やバイクでの移動向き。通年向けのモデルは長さ189cm、幅63cmと控えめな代わりに収納は長さ28cm・直径13cm、重さ930gまで軽くなり、徒歩キャンプにも持ち出せる。登山向けの軽量マットが2万円以上する中で、どちらも1万円を切る価格に収まっている。
出典
- 動画・英語 Dan Becker(販売店がスポンサーの動画) 7 mistakes EVERY new camper makes with their SLEEP SYSTEM
- 動画・英語 MyLifeOutdoors The KEY to Great Sleep Outdoors
- 動画 たろーキャンプ 【キャンプマットの選び方】各タイプのメリット・デメリット比較やコットとの違いも徹底解説します!
- 動画 タナちゃんねる 【厳選7選】キャンプの寝心地を守れ!おすすめマット紹介 コスパ r値 比較
関連
関連する道具3
この項目が出てくる攻略
ほかのオトモ
同じ作りの図鑑が全11本あります。内容の近いものから並べています。
オトモトラベル
ドライブの楽しみ方・温泉の分析書・建物と名画の見どころの図鑑
ドライブ152・温泉140・建物172
オトモクリエイティブ
歌う・描く・撮るを、作る側から引く図鑑(ボーカル・構図と光・画材と機材)
ボーカル140・アート66
シリーズ全11本を見る



