ウエスト
ウエスト(腹囲)は、へその高さで測り、内臓脂肪のたまり具合を見る目安
写真: Petr Kratochvil / CC0(Wikimedia Commons)表すもの
腹囲は、へその高さで測る胴回りの長さで、内臓脂肪がたまっているかの目安になり、メタボリックシンドロームの診断の指標の一つです(e-ヘルスネット)。日本の健康診断で測る腹囲もこの長さで、特定健診は40〜74歳を対象にしています(e-ヘルスネット)。体組成計の内臓脂肪レベルとは別の、メジャーで測れる物差しです。
目安
男性85cm以上、女性90cm以上はメタボリックシンドロームの診断基準の必須の項目で、男女とも内臓脂肪面積100cm²以上に相当します(e-ヘルスネット)。診断は、この腹囲に加えて、血中の脂質・血圧・血糖のうち2つ以上が基準を超えるかで決まります(e-ヘルスネット)。ウエストは身長の半分未満に保つのがよいとされ、身長170cmなら85cm未満です(NHS)。
測り方
立って、軽く息を吐いたときに、へその高さで測ります(e-ヘルスネット)。脂肪が多くてへそが下にずれている場合は、肋骨のいちばん下の縁と、腰骨の前の出っ張り(上前腸骨棘)の中間の高さで測ります(e-ヘルスネット)。巻尺は床と平行に、肌に沿わせて締めつけずに当て、ふつうに息を吐き終えたところで読みます(米国CDC NHANES)。
注意点
海外のウエスト周囲径は、いちばん下の肋骨と骨盤のいちばん出た所の中間で測るため、日本の基準の数値とそのまま比べられません(e-ヘルスネット)。米国の調査(NHANES)も、骨盤の上の縁の高さで測っています(米国CDC NHANES)。BMIが目標の範囲にあっても、腹囲が基準を超えるなら食事の内容や生活を見直します(e-ヘルスネット)。
出典
- 公的機関 厚生労働省 e-ヘルスネット(有屋田健一)(2024) ウエスト周囲径
- 公的機関 厚生労働省 e-ヘルスネット(山岸良匡)(2021) メタボリックシンドロームの診断基準
- 公的機関 厚生労働省 e-ヘルスネット(林芙美)(2025) 肥満・メタボリックシンドローム予防の食事
- 公的機関・英語 英国国民保健サービス(NHS)(2026) Obesity
- 公的機関・英語 米国疾病予防管理センター(CDC)国立健康統計センター(2021) NHANES 2021 Anthropometry Procedures Manual
ほかのオトモ
同じ作りの図鑑が全11本あります。内容の近いものから並べています。
オトモドリンク&イーツ
料理と飲みものを、理由と条件から覚える
イーツ153・ドリンク122・発酵150
オトモストラテジー
兵法と戦略、勉強法の図鑑。原典と意訳を混ぜず、技ごとにどこまで確かめられているかを書く
兵法173・ハック202
シリーズ全11本を見る

