体調図鑑 | オトモマッスル

ヒップは、お尻がいちばん後ろに出た高さで、床と水平に測る腰回り

ヒップ
ボディメジャー
写真: quinn.anya / CC BY-SA 2.0(flickr)

表すもの

ヒップ(殿囲)は、お尻がいちばん後ろに突き出た高さで、からだを水平に一周した長さです(産業技術総合研究所)。巻尺の一周には、大殿筋などのお尻の筋肉と皮下脂肪、骨盤の幅がまとめて入ります。ウエストをヒップで割った「W/H比」は、肥満の体型を見る指標に使われます(e-ヘルスネット)。

目安

ヒップに、健康上の公的な目安はありません。日本人の青年(18〜29歳・1991〜92年に計測)の平均は、男性で約90.3cm、女性で約89.8cmでした(産業技術総合研究所)。W/H比は、値が高いほどおなか(上半身)に脂肪がついた「リンゴ型」の体型で、合併症や死亡の危険が高いとされます(e-ヘルスネット)。

測り方

かかとをそろえて背すじを伸ばして立ち、おなかに力を入れずに、お尻がいちばん出ている高さで巻尺を床と平行に当てます(産業技術総合研究所)。巻尺は肌に沿わせ、ふつうに息を吐き終えたところで読みます(米国CDC NHANES)。服のたるみも値に入るため、毎回同じ薄手の服か下着の上で測ります(米国CDC NHANES)。

注意点

ヒップには筋肉・脂肪・骨盤の幅が入るため、値だけでは何が変わったかは分かりません。お尻の筋肉を鍛えて大きくなっても、脂肪が増えて大きくなっても同じように値は増えるため、体脂肪率と並べて読みます。ウエストと同じ日に測ってW/H比を出すと、おなかと腰回りのどちらで変化が起きているかを分けて追えます。

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出典

  1. 公的機関 産業技術総合研究所 人体寸法データベース1991-92 寸法項目一覧(項目ごとの定義と統計量)
  2. 公的機関・英語 米国疾病予防管理センター(CDC)国立健康統計センター(2021) NHANES 2021 Anthropometry Procedures Manual
  3. 公的機関 厚生労働省 e-ヘルスネット(有屋田健一)(2024) W/H比