おろし金

下ごしらえ道具

おろし金は、食材をすりつぶしてなめらかな状態にする道具です。表面の突起が繊維を細かく壊すことで、これを実現します。

どんな道具?

表面の突起で食材をすりつぶし、繊維を細かく壊してなめらかな状態にする道具です。大根、生姜、わさび、にんにくなど、すりおろすことで初めて出る香りや辛味成分を引き出すのに欠かせません。金属製のほか、目の細かいセラミック製やプラスチック製もあり、素材によって突起の硬さや耐久性が変わります。用途に合わせて複数のサイズを使い分けている家庭も多くあります。

選び方

大根用は粗い目、薬味用は細かい目と分けて考えると使い勝手が良くなります。受け皿が付いているものは、おろした汁がそのまま溜まるので取り分けが楽です。突起がしっかり立っているものほどよくおろせ、指で軽く触れて鋭さを確かめてから選ぶと失敗が少なくなります。半円形やコの字型など形状にも違いがあり、握りやすさで選ぶ人もいます。

使い方のコツ

力を入れて押し付けるのではなく、軽い力で前後に動かすのが基本です。大根は繊維に沿って縦に動かすと辛味が抑えられ、繊維を断ち切るように動かすと辛味が強く出ます。少量ずつ動かし、途中で向きを変えると効率よくおろせます。おろしたては水分が多いため、汁を軽く切ってから料理に添えると味がぼやけません。

手入れ・注意

突起に繊維が詰まると乾いて取れにくくなります。使ったらすぐに水で流し、古い歯ブラシなどで突起の間を掃除すると目詰まりを防げます。金属製は使い込むと突起が摩耗し、おろし味が落ちるため消耗品と考え、切れが悪くなったら買い替えを検討します。