こし器

下ごしらえ道具

こし器は、だしを漉す・粉をふるう・裏ごしなど幅広い作業をこなす道具です。網目状の構造で、目の細かさによって使い分けます。

どんな道具?

網目状の道具で、液体と固形物を分ける、粉の塊をほぐす、裏ごしをするなど、目の細かさによって幅広い作業をこなします。だしを取ったあとの昆布やかつお節を漉す、天ぷらの衣に使う粉をふるうといった場面で使われます。ザルとの違いは目の細かさで、こし器のほうが液体を澄ませる用途に向いています。

選び方

目の細かさが違う複数の網を持つと用途が広がります。粗い網は野菜の水切り、細かい網はだし漉しや裏ごしに向きます。持ち手が引っかけられる形だと、鍋やボウルの上に固定でき作業がしやすくなり、両手が空くぶん他の作業と並行して進められます。収納時は重ねられる形状のものを選ぶと、他の調理道具と一緒にしまいやすくなります。

使い方のコツ

だしを漉すときは、キッチンペーパーや布を重ねると細かい粒子まで取り除けます。澄んだ仕上がりになるので、上等な吸い物などに向いた方法です。粉をふるうときはこし器を軽く叩くか揺すって、押し込まないのがコツで、無理に押し込むと目が詰まってかえって時間がかかります。だし殻は強く搾らず、自然に落ちる分だけを使うと雑味の少ない仕上がりになります。

手入れ・注意

網目に食材が詰まると乾いて取れにくくなります。放置すると匂いも残るので、使用後はすぐに水で流し、古い歯ブラシで網目の裏側まで洗うと目詰まりを防げます。金属の網は変形すると目が均一でなくなるため、強く曲げたり重いものを乗せたりしないよう扱います。定期的に錆や変色が出ていないかも確認しておくと安心です。