化繊シュラフ
寝袋・マット
化繊シュラフは、扱いやすく最初の一枚に向く寝袋。
どんな道具?
ポリエステルなどの化学繊維を中綿にした寝袋です。REI(YouTube・英語)は、化繊は同じ保温力のダウンシュラフより重くかさばるが、濡れても保温力が落ちにくく、価格も抑えめで、羽毛アレルギーの心配もないと説明しています。ムーンライトギア(アウトドアショップ、YouTube)のスタッフは、山で湿気た翌朝、ダウンはしんなりするが化繊は扱いやすいと話しています。ただし、入った瞬間に温まるダウンに比べて化繊はじわじわ温まると、ムーンライトギアのスタッフは話しています。
選び方
寝袋の温度表示には快適温度(comfort)と下限温度(limit)があり、MyLifeOutdoors(YouTube・英語)は、limitは寒さを我慢すれば命の危険はない下限で、comfortとは別の数字だと説明しています。同チャンネルは、ある米国の安価な化繊シュラフで、表示の「10°」はcomfortに見えて実はlimitの値で、実際のcomfortはそれよりかなり高かった例を紹介しています。表示の一つの数字だけで判断せず、comfortの値を確認するのが安全です。
使い方のコツ
地面が冷たいままだと中綿の性能は生きないので、必ずマットとセットで考えるのが基本です。汗をかいたら朝のうちに裏返して干し、次の夜までに乾かします。REI(YouTube・英語)は、化繊は濡れてもある程度の保温力が残る一方、ダウンは濡れるとほとんど効かなくなると説明しており、梅雨どきや海沿いでも化繊なら扱いやすいといえます。OUTDOOR BUYER's GUIDE by WESTは、片側だけのファスナーで換気すると反対側の肩が冷えやすいため、胸元の別ファスナーで両側均等に温度を逃がす機能を持つモデルがあると紹介しています。
手入れ・注意
洗濯機を使うときは大きめの容量で洗い、洗剤が残らないようすすぎを一回増やすと仕上がりが違います。高温の乾燥機は中綿を傷めるので避けてください。保管は圧縮せず、風通しのよい場所で広げ気味に置いておきます。ムーンライトギア(アウトドアショップ、YouTube)のスタッフは、山で湿気たまま翌日にたたむとき、ダウンはへたって復元しにくいが、化繊ならその心配が少ないと話しています。OUTDOOR BUYER's GUIDE by WESTは、化繊シュラフでも、収納袋に入れて長期間圧縮したままだと中綿の性能が落ちやすいため、使わない時期は大きめの収納袋に入れておくと品質を保ちやすいと説明しています。
出典
- 動画・英語 MyLifeOutdoors The TRUTH About Expensive Sleeping Bags!
- 動画・英語 REI How to Choose Backpacking Sleeping Bags || REI
- 動画 ムーンライトギアチャンネル 寝袋問題!ダウンか化繊か徹底討論!
- 動画 OUTDOOR BUYER's GUIDE by WEST 【寝袋の選び方】化繊シュラフの人気定番と高価格モデルの違いを説明します【バロウバックとケヤンで比較】
解説動画: 化繊とダウンの寝袋を並べて比べる大きさ・洗い方・使い分け/TAKIBI(タキビ)キャンプ・アウトドアの総合情報チャンネル
概要: モンベルの化繊モデルとダウンシュラフを一つずつ持ち込み、袋のまま並べたり実際に開いて中に入ったりしながら違いを確かめていく回。収納した状態の大きさと重さは、二つを並べて手に取るとはっきり差が出る。どちらが優れているという話ではなく、運び方や手入れの手間まで含めてどう選び分けるかを話している。
収納したときの大きさと持ち運び: ダウン側の袋は締め上げて圧縮できる作りで、ぎゅっと絞るとかなり小さくまとまる。化繊側はざっくり押し込めば入る手軽さがある代わりに、絞り込んでも同じ大きさにはならない。詰め方や紐の締め方には人それぞれ癖が出るとも話しており、車で運ぶなら化繊でも困らず、背負って歩くならダウンの小ささが効いてくるという整理をしている。
対応温度の数字の見方: 寝袋に書かれている快適温度やリミットの数字は、どこまで耐えられるかを判断するための出発点になる。ただし着込んでいる量や体質で体感は変わるため数字だけを見て一概には決められず、あくまで目安として受け取ってほしいと念を押している。ダウンはフィルパワーの数値が上がるほど膨らみが強くなり、同じ暖かさでもかさが小さくなる。
実際に入ってみた感触と使った季節: その場で寝袋を広げて中に入り、身長171cmで頭のあたりに余裕があることを見せている。使ってきた実績としては十月の富士山ろくや三月のふもとっぱらでも問題なく眠れたと話し、地面からの冷えを断つマットと組み合わせる前提も添えている。寒くて眠れなかったという失敗がいちばんつらいので、余裕を持って選ぶ方針を取っている。
洗濯と手入れのしやすさ: ダウンは洗うときにかなり気を使うのに対し、化繊は普段づかいの洗濯機でそのまま洗えるくらい気楽で、そこが長く使ううえでの大きな差になると話す。長年使い込むと中綿はどうしてもへたってくる。自己流で洗う前に、メーカーが公式サイトに出している洗い方のページを見ておくと手順が分かりやすいと勧めている。