ローチェア
家具・収納
焚き火をゆっくり眺める高さ
どんな道具?
座面が低い折りたたみ椅子で、座面の高さはおおむね二十五から三十五センチです。視線が低くなるぶん、焚き火や景色を落ち着いて眺められます。背もたれが深く倒れたものはくつろぐ用、浅めのものは調理や食事もこなせる形です。
選び方
一緒に使うテーブルと高さを揃えるのが基本で、座面の高さに十センチほど足した天板が使いやすい関係になります。ロールトップテーブルのように高さを変えられるものなら合わせやすいです。耐荷重と収納時の長さも見ておきます。
使い方のコツ
柔らかい地面では脚が沈むので、板やベースプレートを脚の下に置くと安定します。焚き火に近づけすぎると、火の粉で生地に穴が開きます。座ったまま後ろに大きく体重をかけると転びやすいので、傾いた場所では置く向きにも気を配ってください。
手入れ・注意
帰ってからは砂を払い、湿っていれば陰干しします。生地にできた小さな穴は補修シートを表と裏から貼ると広がりを止められます。金属部は雨や海風のあとに水拭きしておくと、可動部の動きが渋くなりにくくなります。
解説動画: キャンプチェア8タイプ比較とローチェアの選び分け/たろーキャンプ
概要: キャンプチェアをヘリノックス系のローチェアとハイバック、グラウンドチェア、カーミット系、ハイバックローチェア、リクライニングローチェア、ハイチェア、ラウンジチェアの8タイプに分け、収納性・設営のしやすさ・座り心地・向いている人を比較する回。特定の商品同士ではなくタイプごとの比較になっている。
ヘリノックス系:軽量コンパクトで持ち出しやすい: 最大の利点は収納が軽量コンパクトなことで、バックパックに詰めて徒歩キャンプにも持っていける。フレームはショックコード入りで半自動のように組め、あとはシートを被せるだけ。座ると体重でシートが左右から包み込む座り心地になる。ハイバックはノーマルより横幅が狭く座面も少し低いため包まれ感が強く、背中まで支えてくれる。軽い分、強風時は飛ばされないよう注意が要る。グラウンドチェアは約640gとさらに軽いが、座面が低く立ち上がりにくい。
カーミット系:座り心地より見た目: 本家はパーツを分解して細かく収納でき、バイク好きが作ったルーツからツーリングにも持ち出しやすいサイズになっている。設営は慣れれば難しくないが他より手間がかかる。二つ折りで収納する方法はかさばる代わりに開くだけで一瞬で立つ。座り心地は他のタイプに比べると正直よくないし、背中が空くタイプは冬は寒い。それでもウッドフレームの質感でサイトが一気に引き締まるため、見た目が好きな人向けと位置づけている。
座り心地重視:ハイバックローチェアとリクライニング: 収納が大きく重いので車でのキャンプが前提になるが、開くだけで設営でき座り心地は最上位。代表例のローチェア30は背中までしっかり支え、傾斜が少ないので作業がしやすく立ち上がりやすい。リクライニングタイプはさらにかさばるものの、フットレストと合わせて寝転べるのが唯一の強み。ただし座面が後ろに傾いた製品が多く、傾きの少ないチェアの方が座りやすいと感じる人も多いと指摘している。
ハイチェア・ラウンジチェアと選び分け: 座面高30cm前後をローチェア、40〜50cmをハイチェアと呼ぶことが多い。ハイチェアは自然な姿勢で座れて立ち上がりも楽だが、ローテーブルと合わないため道具ごとハイスタイルで揃える必要が出てくる。安価なラウンジチェアはフレームが体に当たり肘掛けもたわむため勧めにくい。選び分けは、徒歩やバイクならヘリノックス系、車なら好みで選び、見た目ならカーミット系、座り心地ならハイバックやリクライニング。製品ごとの耐荷重も体格の大きい人は確認しておく。