ハンガーラック

家具・収納

ハンガーラックは、サイトの散らかりを一気に解消する道具。

どんな道具?

上下に棒を渡した組み立て式のラックで、地面に置きがちな道具を吊るして置き場所を決められます。なつプロ(車中泊で日本の絶景を巡る夫婦)は、焚き火まわりのギアやキッチン道具、上着を掛けておくと、使ったら元の場所に戻すだけで片付くと説明しています。高さは製品で違い、CAMPたかにぃのチャンネルでは、ミニマル系のSサイズが高さ44センチ・幅52センチで、ミニテーブルとの大きさのバランスが良いと紹介されています。Honda(メーカーのDIY記事・利害あり)の設計は全高100センチです。

選び方

ショックコードでつながったタイプは、袋から出すだけで組み上がると、なつプロが紹介しています。Honda(メーカーのDIY記事・利害あり)の記事では、棚板をロール式にして脚と丸棒を巻き、ひとまとめに持ち運べると書かれています。CAMPたかにぃは、Sサイズには道具を吊るすパーツが無く、ほかサイズの専用パーツは大きくて不格好に感じ、100円ショップのS字フックで代用しました。収納袋には余裕があり、焚き火台も一緒に入れられたそうです。収納したときの長さは車載を左右するので、袋の大きさも確かめておきます。

使い方のコツ

物を掛けるほど重心が高くなるので、風のある日は必ずペグやロープで固定してください。倒れれば周囲の人や火器に当たります。重い物は下段、軽い物を上段に振り分けると揺れが小さくなり、風にもぐらつきにくくなります。

手入れ・注意

木製は雨に濡れたら拭いて乾かし、オイルを塗り直すと黒ずみとささくれを抑えられます。金具の緩みはそのまま転倒につながるので、設営のたびに軽く締まり具合を確かめる習慣をつけておくと安心して使えます。

出典

  1. 資料 本田技研工業(Hondaキャンプ)(2018) Hondaキャンプ:キャンプ仕様ハンガーラックについて
  2. 動画 CAMPたかにぃのULキャンプ旅チャンネル ミニマムハンガーラックで迷った末に決めたMINIMAL WORKSのインディアンハンガーS
  3. 動画 なつプロ〈車中泊で日本の絶景を巡る夫婦〉 【キャンプの新定番ギア】ハンガーラックの便利な使い方とおすすめ5選

解説動画: 組み立て式ハンギングラックの安定した立て方と吊るす物の決め方/ミッチェル Camp Touring

概要: 通販で買った組み立て式のハンギングラックを、良いところと悪いところに分けて実際の使用から語っている。紹介しているのは2サイズ展開のうちのMサイズで、可動式のナイロン製フックが5個付属する。フックは質感も悪くなく、すぐ割れそうな印象はないという。ポールは一体型で、感覚的に組み上げられる。

ぐらつきを抑える置き方: 見た目以上に耐荷重はあるものの、細い脚と分解できる構造のせいでぐらつきが出る。この手の組み立て式は似た作りが多いので、置き方で補うことになる。二股になった脚をしっかり開ききって地面に置き、さらに両端の脚を外側へ向けて広げる。要は吊るす中心部分に荷重がかかる形にしてやればよく、それだけで落ち着きが変わる。

浮かせる収納という考え方: 置く・入れるではなく浮かせられるのが最大の持ち味で、テーブルに直接置きたくない使用後のカトラリーや、撤収時に一時的に置きたい上着や帽子、調味料の入れ物まで掛けておける。フックやカラビナ、ループの付いたギアなら何でも吊るせる。縦方向に収まるので場所を取らず、サイトを組み立てる自由度が高い。

この一台を選んだ理由: 収納袋はドローコードとチャックが付いて機能は申し分ないが、デザインだけはいただけないと本音を漏らしている。それでも選んだのは価格が安い、フックが5個付く、劣化しやすい箇所がワイヤー化されている、高さと横幅のバランスが良く見栄えと安定感が出るの4点。急ぎでなければタイムセールを待つ手もある。

焚き火まわりに置く: ソロが多いので焚き火台を中心に、手の届く範囲へ設置するのが定番の置き方。LEDランタンやトング、スパイスセット、地面に置きたくない上着、行き場のない収納袋やケースを吊るしている。背の高いテントなら中で使うのも面白く、ワンサイズ上を選べば上着を掛けても裾が地面に付かないと勧めている。