防風林

道から見える景色

防風林は、畑や家を風から守るために植えた木の列です。

見分け方

平らな畑のなかに、背の高い木が一列や格子状に並んでいます。遠くから見ると、緑の長い壁が畑の端から端までつながって見えます。木の列は畑の境目で、定規で引いたようにまっすぐ続きます。家のまわりを高い木がぐるりと囲む屋敷林も、同じ役目の林です。秋にはカラマツの林が黄色く色づき、畑の境目がくっきり浮かびます。

そこにある理由

強風や吹雪から家や農地を守り、畑の土が風で飛ばされるのを防ぎます。風を少し通す林のほうが、上へ風を逃がして効きめが高いとされます。林の高さの20倍ほどの先まで、風をやわらげます。海沿いでは、潮風から畑や家を守るために林が植えられています。林の陰では風が弱まり、作物が倒れたり傷んだりしにくくなります。

見つけやすい所

北海道の広い畑では、区画を囲むように格子状に並ぶ景色が広がります。本州でも、強い風が吹く平野や海沿いの集落でよく見かけます。海沿いの松林の多くも、砂や潮風を防ぐために植えられたものです。家のまわりの屋敷林は、冬の季節風が強い地方の平野に多く残っています。強い風が吹く冬や春先は、枝がしなる様子が見えます。

車内での楽しみ方

木の列が畑を囲んでいるか、途切れる所がどこかを探します。道が林を横切る所で、切れ目ができているのを見つけるのも遊びです。畑の四角を何枚あるか数えて、いちばん大きな区画を当てます。林の向こうに家や建物が隠れていないか、探す遊びもあります。季節ごとの木の色を、同乗者と順番に言い合って比べます。

出典

  1. textbook.kikori.org きこりの森林・林業の教科書
  2. pedia.3rd-in.co.jp 防風林とは? 意味をやさしく解説 - サードペディア百科事典