棚田

道から見える景色

棚田は、山の斜面に階段のように重なった水田です。

見分け方

斜面に細長い田が段々に連なり、縁が曲線を描いて並びます。水を張った季節は、水面が空を映して光ります。夏は緑に、収穫の前は稲が黄金色に染まります。石やあぜで囲まれた段の縁が、等高線のように重なって見えます。山の上から見ると、段の幅は場所ごとにばらばらで、曲がりくねった縁が模様のように並びます。

そこにある理由

傾斜地でも米を作るため、斜面を平らな段に整えてきました。棚田は食べ物だけでなく、水を蓄えて国土を守り、美しい景観をつくる役割もあります。地域の人たちが力を合わせて、守り続けています。高齢化などで、守り手が足りなくなっている所もあります。維持には多くの手間がかかるため、見事に残る姿は地域の努力の結果です。

見つけやすい所

山あいや谷間の傾斜地で出会います。田植えの前に水を張る頃や、稲が実る秋は、色の変化で見つけやすくなります。視界が開ける峠道や、谷沿いの道から見えることがあります。傾きの強い斜面では、段が空に向かって高く積み重なって見えます。車を止めて眺められる広い所があると、全体の形が分かりやすくなります。

車内での楽しみ方

段が何枚重なっているか、どの段がいちばん広いかを、同乗者と数えて当てます。遠くで数えた段の数を、近づいたら数え直して比べます。季節で色が変わるので、前に通ったときとの違いを話すのも話題になります。田の水面に映る空の色を言い合うのも、静かな遊びです。稲が重く実る頃は、穂が垂れる様子を探します。

出典

  1. maff.go.jp 棚田地域の振興について - 農林水産省
  2. pref.niigata.lg.jp 棚田地域の振興について - 新潟県ホームページ
  3. 動画・英語 Extraordinary Japanese Scenic View | Nakayama Terraced Rice Fields. (Shodoshima)