茶畑

道から見える景色

茶畑は、丸く刈り込んだ茶の木が畝になって並ぶ畑です。

見分け方

丸く整えた緑の畝が縞模様になり、斜面や台地に続きます。畑のあちこちに、扇風機のような防霜ファンが柱の上に立っています。ファンは畑の中に間隔をあけて並び、遠くからでも目に入ります。羽根は、空気を畑へ送るため少し下を向いています。畝の緑は一年を通して濃く、新芽の季節は明るい黄緑色に変わります。

そこにある理由

春先の遅い霜は、出たばかりの新芽を凍らせて枯らします。ファンは上空の暖かい空気を地面近くへ送り、冷えた空気と混ぜます。温度が下がると自動で動くので、人が夜通し見張らなくて済みます。丸く刈り込むのは、新芽をそろえて摘みやすくするためです。ファンが柱の上の高い所に付くのは、地面より上の空気のほうが暖かいからです。

見つけやすい所

静岡や鹿児島など、お茶の産地の丘や台地で見えます。茶の産地の多くは、水はけのよい丘や川沿いの台地に広がっています。山の斜面に畝の縞が幾重にも続く道は、景色の変化が目に入りやすいです。春の新芽の時期や、冷え込む朝は、ファンが回る姿も見られます。畝が波打つ丘の景色は、道を進むたびに角度を変えて見えます。

車内での楽しみ方

防霜ファンを何本見つけられるか、同乗者と声に出して数えます。羽根が止まっているか回っているかを、子どもに実況役として知らせてもらいます。畝の縞が窓の外で流れていく様子も、話の種になります。畑の中で一番高いファンを探して、背比べをします。新芽の季節は、畝の上の明るい黄緑色がどこまで続くかを見比べます。

出典

  1. harunohi.jp 茶畑の扇風機は何のため?防霜ファンを付ける理由や役割 ...
  2. nihoncha-magazine.com いまさら聞けない!茶畑にある扇風機って何の為にあるの ...