車の種類図鑑

軽自動車(大きさ)

軽自動車は、日本独自の小さい規格で作られた、小回りのきく車です。車体は小さく、横幅や足元の空間は限られています。背の高いものから低いものまで形はさまざまで、トラックやスポーツタイプ、悪路向きのものも同じ規格に入ります。見た目が違っても、狭い場所で扱いやすい大きさは共通しています。近年は走行性能や静粛性も高まり…

コンパクトカー(大きさ)

コンパクトカーは、軽自動車より一回り大きい、小型で5人乗りの普通車です。全長が短く、ハッチバックや小型セダンの形が多くあります。軽自動車より排気量が大きく、車幅にも少し余裕があります。ミニバンやSUVと比べると車内や荷室は小さめですが、大人4人が乗れる室内を持つ車もあります。5人乗りが基本で…

セダン(形)

セダンは、エンジン・客室・トランクが3つに分かれた、低く落ち着いた形の車です。前からエンジンルーム、乗車スペース、トランクが独立して並ぶ、3つの箱の形をしています。車高が低く、重心も低めです。後ろの荷物と客室が仕切られている点が、ハッチバックやワゴンとの見分けどころになります。落ち着いた外観で…

ハッチバック(形)

ハッチバックは、後ろの扉が上へ大きく開く、荷室と客室がつながった車です。荷室と客室に仕切りがない2つの箱の形で、後ろは跳ね上げ式のハッチになっています。全長は短めで、背も低めです。トランクがなく窓ガラスごと大きく開く点が、セダンとの違いです。後ろの見切りがよく、コンパクトな車体でも広い荷室を確保できます。…

ステーションワゴン(形)

ステーションワゴンは、セダンの屋根を後ろまでのばして荷室を広げた車です。車高は低めのまま、屋根が後ろまで続いて荷室と客室がつながります。セダンに近い低い姿勢で荷物をたくさん積める点が、背の高いSUVやミニバンとの違いです。後席を倒すと、荷室の床が奥まで広がります。名前は…

ミニバン(形)

ミニバンは、背が高く3列シートで大人数が乗れる車です。背が高い箱形の車体に3列のシートを備え、乗り降りしやすいスライドドアが付きます。セダンなどと同じ大きさの区分で比べても車高が高く、車内の天井が高いのが見分けどころです。車体のわりに室内が広く、荷室も大きく取られています。横から見ると、屋根が高く角ばった形で…

SUV(形)

SUVは、車高が高く見晴らしのよい、荷室も広い車です。地面から車体までの距離が大きく、運転席の位置が高い形です。大きさは小型から3列シートの大型まであります。街になじむ都会的な見た目のものと、頑丈そうな外観のものがあり、全輪駆動を選べる車もあります。荷室が大きめに作られており、屋根に道具を載せる車も多くあります。…

クロスカントリー車(形)

クロスカントリー車は、未舗装の悪路を走るために作られた本格的な四輪駆動車です。はしご状のラダーフレームを骨格に持ち、堅牢で重厚な車体です。車高が高く、地面との間に余裕があります。ラダーフレームの有無が、街乗り向きのSUVとの大きな違いです。軍用車にルーツを持ち、舗装された道より荒れた道での強さを優先した作りです。…

クーペ(形)

クーペは、ドアが2枚で屋根が低く流れる形の、運転そのものを楽しむ車です。2ドアで固定の屋根を持ち、低い車高と流れるような屋根の線が特徴です。座席は2人乗りか、小さな後席のある2+2が主流です。後席は上着やバッグを置く場所として使われることが多く、実用より形が優先されます。名前は…

オープンカー(形)

オープンカーは、屋根を開けて走れる乗用車です。屋根を開けたり外したりできる乗用車で、多くは2人乗りです。屋根は布の幌と、金属の折りたたみ式の2種類があります。幌は何層にも重ねてあり、閉じれば雨の日も静かに走れます。後ろの席や荷物を置く場所は、ふつうの乗用車より狭めです。屋根を開けると…

ピックアップトラック(形)

ピックアップトラックは、後ろに屋根のない荷台がある車です。運転席のある客室の後ろに、屋根のない荷台が付いた車です。車体は大きく、押し出しの強い個性的な形をしています。セダンやハッチバック、SUVとは見た目がはっきり違います。荷台の長さで全体の大きさも変わり、日本で見かける台数は少なめです。荷台は屋根がないので…

軽トラック(形)

軽トラックは、小さな荷台が付いた軽自動車の貨物車です。運転席のすぐ後ろに、平らな荷台が付いた小さな車です。車体がコンパクトで最小回転半径も小さく、狭い道でも向きを変えやすいです。運転席は広くなく、背の高い人には窮屈です。構造がシンプルで、荷台に棚板やマットを足して自分好みに使い込めます。荷台の床が低めだと…

軽バン(形)

軽バンは、四角い荷室を持つ軽自動車の商用車です。後ろまで四角く平らに広がる荷室を持つ、背の高い軽自動車です。荷室は密閉され、雨風から荷物を守り、鍵もかけられます。スライドドアとリアドアがあり、荷物を出し入れしやすいです。内装が最小限の2席タイプと、4席で窓が全周にあるタイプがあります。…

軽ハイトワゴン(形)

軽ハイトワゴンは、背が高く室内が広い軽自動車です。軽の規格いっぱいに背を高くした、箱形に近い軽自動車です。特に背の高いスーパーハイトは、後ろの両側がスライドドアになっています。室内は天井が高く、未就学児なら立ったまま着替えられるほどです。全長と全幅は軽の枠内なので、外見の大きさは小さめです。前の席と後ろの席の間も広く…

ガソリン車(動力)

ガソリン車は、ガソリンで走るいちばん身近な車です。ガソリンで走る、乗用車では最も広く使われている種類です。小さなコンパクトカーからSUV、ミニバンまで、形や大きさの選択肢が豊富です。外見だけでは、ほかの動力の車と見分けにくいことがあります。ほとんどの給油所で入れられる燃料で、旅先でも困りにくいです。同じ形の車でも…

ディーゼル車(動力)

ディーゼル車は、軽油で走る力強い車です。軽油を燃料にする車で、ガソリン車とは別の燃料を給油します。大きめの車体のSUVやミニバン、トラックなどに多く見られます。エンジン音は低く太く響き、止まっているときに振動を感じることもあります。外見はガソリン車と似ていて、給油口の表示で見分けます。…

ハイブリッド車(動力)

ハイブリッド車は、エンジンとモーターを使い分けて走る車です。エンジンとモーターの2つで走る車で、見た目はガソリン車とほぼ変わりません。ブレーキをかけるときに電気をバッテリーにためる仕組みです。給油は普通のガソリンで、コンセントでの充電は要りません。発進や低い速度ではモーターが働き、高い速度ではエンジンが中心になります。…

プラグインハイブリッド車(動力)

プラグインハイブリッド車は、充電もできるハイブリッド車です。外のコンセントから充電できる、大きめのバッテリーを積んだハイブリッド車です。ガソリンの給油口と、充電のための口の両方があります。電気だけで走れる距離があり、バッテリーが減るとエンジンに切り替わります。ブレーキのときや、エンジンでも充電されます。…

電気自動車(動力)

電気自動車は、電池とモーターで走り、外に電気も出せる車です。見た目はふつうの車と大きく変わらず、エンジンが無いので走行中も停車中も静かで、振動も少なめです。駆動用の電池を積み、充電口から電気を入れます。車内にAC100Vのコンセントがある車種もあり、給電の能力が1500Wのものがあります。外へ給電するときは…

燃料電池車(動力)

燃料電池車は、水素から電気を作ってモーターで走る車です。見た目は一般の乗用車とほとんど変わりません。水素と酸素から電気を作って走るので、出てくるのは水蒸気だけです。走り出すとエンジン音がなく、モーター音と風切り音だけが聞こえます。燃料の水素は、ガソリン車と同じようにポンプを挿して入れます。排気管から出るのは水だけで…

キャブコン(旅の車)

キャブコンは、運転席の後ろに居住部分を載せたキャンピングカーです。トラックをベースに、運転席の上へ居住部分が張り出した形をしています。背が高くて大きく、ほかの種類よりも車体の存在感があります。張り出した部分はバンクベッドになり、後ろ側には常設のベッドやダイネットが並びます。居住部分が独立しているので…

バンコン(旅の車)

バンコンは、ワンボックスの車内をキャンピング仕様にした車です。外見は大きめのバンやワンボックスとほぼ同じで、中身だけが寝泊まり用に作られています。キャブコンより車体が大きすぎず、普通車よりやや大きい程度です。停泊時に天井を持ち上げて空間を広げるポップアップルーフを備えた車もあります。ベースになる車は…

軽キャンピングカー(旅の車)

軽キャンピングカーは、軽自動車をベースにしたキャンピングカーです。軽自動車の規格寸法に収まる小さな車体に、寝る場所や調理の設備を詰め込んでいます。外見は普通の軽自動車とあまり変わりません。内装だけを作り込む型と、専用のボディを載せて室内を広くとる型があります。全部の設備を車に積んで、自分で走る自走式です。…

キャンピングトレーラー(旅の車)

キャンピングトレーラーは、車で引いて運ぶ移動式の部屋です。エンジンや駆動装置がない、箱型の部屋です。自走式より軽く、引く車とはヒッチメンバーという器具でつなぎます。引く車には、連結器具のほか、灯火類を連動させる配線も必要です。トレーラーを付けると全体が長くなり、普通の乗用車とは大きさの感覚が変わります。寝る場所、台所…

マニュアル車(運転の手ごたえ)

マニュアル車は、クラッチとシフトレバーで自分がギアを選ぶ車です。足元にクラッチ、ブレーキ、アクセルの3つのペダルが並び、運転席の脇にシフトレバーがあります。外から見ただけでは、ほかの車との違いはほとんど分かりません。左足の動きが、運転席での一番の違いです。クラッチを踏んでギアを替えるひと手間が…

スポーツカー(運転の手ごたえ)

スポーツカーは、走ること自体を楽しむために作られた車です。車高が低く、車体が小さめで軽快な形をしたものが多い種類です。前後の張り出しが短く、曲がる動きが軽やかになるよう寸法が整えられています。ロードスタータイプのように、小さく軽い車体で、パワーよりもハンドリングを重んじるものもあります。座席の位置が低く…

四輪駆動車(運転の手ごたえ)

四輪駆動車は、4つのタイヤすべてで進む車です。前後4つのタイヤすべてに力が伝わるので、グリップの取りにくい路面でも進みやすい車です。大柄でタイヤの太い車が多く、見た目からも力強さが伝わります。車によっては、レバーやボタンで二輪駆動と切り替えられます。力強い走りは、雪道や山道で頼もしく感じられます。車体の下に余裕があり…