1つずつ足して、肌の反応を確かめながら進める。
新しい化粧品は、一つずつ、数日から1週間ほど間隔をあけて取り入れます。まず二の腕などでパッチテストを行い、3日間ほどかけて、毎日の入浴前に赤みやかゆみが無いかを見ます。次に顔のあごのライン際や頬の一部など目立たない場所に数日間だけ使い、様子を見てから顔全体に広げます。少量・部分使いから始め、量と範囲を段階的に増やす順番です。購入前なら、上腕の内側や耳の裏に少量を塗り、1時間後と24時間後に様子を見る方法もあります。
化粧水・乳液・クリーム・洗顔料・クレンジングなど複数を新しくする場合も、同じ日から使い始めず、1つ替えたら1週間ほど肌の様子を見てから次のアイテムへ進みます(かずのすけ)。肌には、洗浄力や油分・水分のバランスが大きく異なる製品へ一気に切り替わると、すぐには馴染みにくい性質があるとされています(同)。最初に見直す対象は、肌への影響が出やすい洗顔料とクレンジングです。クレンジングの落ちやすさは界面活性剤と油分の量で変わり、洗顔料も製品によって洗浄力の強さがかなり違います。これまでと別のタイプへ急に変えると、肌への負担の感じ方が変わりやすくなります。
1つずつ足すのは、化粧品の肌への影響が使い始めてすぐには分からず、数日から数週間かけて確かめるものだからです。一度に多くの新しい製品を使うと、赤みやかゆみが出たときにどの製品が原因か分からなくなり、原因の成分を避けることも難しくなります。1品ずつ替えていけば、替える本数と同じだけの週がかかる代わりに、反応が出たときには直前に足した1本が原因の候補として残ります。
「良さそうだから」とすぐに顔全体に厚く塗ったり、洗顔料・美容液・クリームなど複数の新しい製品を同じ日から使い始めたりするのは、やりがちな間違いです。何本も一度に替えて肌荒れが出たときは、いったん以前から使っていた製品に戻し、肌の様子が落ち着くかを確かめる方法があります(同)。戻しても落ち着かない場合は、食事やストレスなど化粧品以外の要因が関わっている可能性もあります。使用中に赤みやかゆみが出たら、その製品をいったん中止して様子を見ます。症状が長引くようであれば、皮膚科に相談してください。
出典
- 動画 北條元治(形成外科医。化粧品の開発を告知することがある) 化粧品でかぶれた経験のある方へ。ある方法を教えます。
- 動画 アースケア公式チャンネル(化粧品メーカー。自社商品の紹介を兼ねる) 【敏感肌でも安心】パッチテスト完全ガイド
- 動画 かずのすけ 肌荒れしやすい人…化粧品の【全部一気替え】してませんか?「化粧品を変えた時の肌荒れ」を防ぐ超重要なテクニックを教えます